利益の源泉は搾取であってはならない 後編
前編からの続き …のことを意味します。
そして、利益を上げるためにもう一つ、大切なのが、
自分と相手との認識の違いです。
これこそ ビジネスの神髄です。
そのことに気付いたのは 私が史上初のように思っています。
しかし、私は全然 ビジネス書を読んでいないので、
割と当たり前のことなのかもしれません。
もし、私以外の、既存の 名経営者や偉人の本 などで、
すでに記述されていましたら、ぜひ私にお知らせください。
自分と相手との認識の違いとは、具体的には、
仕入先の相手にとって価値の低いものを安く買い、
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お客にとって価値が感じられるものを、高く売るということです。
分かりやすい例として、アニメのフィギュアを挙げてみます。
フリマで段ボールの中に「どれでも 1個100円」と書かれていて、
様々なおもちゃが雑多に入れられているとします。
その中に プレミアの付くレアなフィギュアを発見したとします。
そのフリマの販売者に「これも、、、100円ですか?」と尋ねても、
価値を知らないので「はい、何でも100円ですよ」と答えるはずです。
しかし 実はそれは、ちまたでマニアの中ですごく人気になっているフィギュアなので、
メルカリ便などで出品 すれば10万円で売れるのです。
100円で仕入れて100,000円で売って、99,900円の利益が上がります。
そういう事例が、自分と相手との認識の違いによって生まれます。
不動産も同じです。
売主は、「こんな田舎でボロボロだからもうただ同然でもいい」と思っているとします。
そして、実は、そのエリアは、最近、外国人観光客に人気が出ているスポットから近く、
民泊を始めたい人に相場以上の家賃で貸したり、
古くて趣のある日本屋敷として価値を感じる人に、高く売ることも可能なわけです。
フィギュアの例と同じく、仕入れる場合も売る場合も、
自分と相手の双方が納得のいく取引となります。
私はこれを人間主義と名付けています。
仕入れる時は、自分には価値が高く、相手は価値が低いと思っていて、
売る時は、自分には価値が低く、相手は価値が高いと思っている場合、
きれいなwin-win の取引として、利益が生まれます。
一般人がなぜ稼げないのかというと、自分も相手も価値が高いと思っていたり、
自分も相手も価値が低いと思っているからです。
ちなみに、本質的に価値の低いものを、
価値が高いものだと偽って売る場合にも利益が生まれます。
しかし、それはいわゆる詐欺と分類される取引です。
例えば、自力では儲けることができない投資家が、
「私の教えに従えば、あなたも私のように億万長者になれる」と噓を付き、
何十万や100万以上のコンサル代とか何らかの費用を受け取り、
ただ相手に損させるような事例をしばしば耳にします。
そのように、他人から搾取して利益を上げる人は、
一時的には、儲かっているのと変わりありません。
しかし、根本的な利益の源泉の構造を理解できない、能力が低い人達だと私は思っています。
今回の話をまとめると、すなわち、win-winの取引を因数分解するならば、
一般の人のビジネスから、搾取を引いて、効率化と人間主義を加える、
ということになりますね。(written by 廃墟不動産投資家)