自分自身の枠組みを作ることの重要性
今日もまた小難しいことばかり述べて、
読者さんが離れていくかもしれませんが、勇気を持って記事を続行します。
私が教えている 廃墟不動産投資や 物件無料ゲットをはじめ、様々なビジネスにおいて、
まずほとんどの人はその業界の国家資格を有する専門家に尋ねて、
知識や教えを乞おうとしてしまいます。
その場合、当然ながら、既存の常識やルールばかり教えられる羽目となります。
例えば、ボロ屋を直すのにどれぐらいかかるかを知ろうとした場合、
まず建築士とか工務店にその費用の見積もりを尋ねることになります。
そして、300万とか400万とか600万とかものすごく高い金額を提示されて、
「このボロ屋は買えない」という結論となります。
他にも、「法律問題と言えば弁護士」と自動的に考えてしまって、
「何々するのは適法でしょうか?」
などと尋ねてしまいます。
弁護士の立場上、何千分の1とか、場合によっては数千億分の1とか確率的には絶対ありえないようなとんでもなく可能性の低いリスクを説明され、
そのためには「この書類が必要」とか、
「この法律を守らなければならない」など、不必要な知識をどんどん 教え込まれ、
結局何もできなくなるか、
何も知らなければ簡単にできてしまうことを弁護士に頼むような結果となります。
もちろん、今、例に出した工務店や弁護士をはじめ、
あらゆる専門家は、それは悪気があってやってるわけではありません。
突き詰めると責任回避や自信の欠如や男らしくなさの極致なのですが、
それもどの専門家でも同じことなので、彼ら自身に罪はありません。
何事も初心者の人はどうしても、その道の国家資格を有する専門家を頼ってしまい、
既存のつまらない常識や無駄なルールに縛られてしまいます。
しかし、それだと普通の一般的で平凡な成果しか得られません。
普通で一般的で平凡とはすなわち、不成功や貧乏や無駄足を意味します。
専門家の意見など徹底して無視し、
しょっぱなから新たに自分自身の枠組みを作ることについて意識すべきだと考えます。
私は何も学ばず、何も覚えず、
何の常識もストイックに意識的に一切入れなかったからこそ、
宅建も持たず何の勉強もしていない状態で、
宅建を持っている不動産会社の一部の経営者さん達から、
天才扱いされ、コンサル料を払ってもらって、
あれこれと教えることができています。
不動産屋さんから学ぶことは、反面教師としての内容だけです。
「あぁ、不動産屋さんはみな、無駄な事務ばかりに時間を費やしているなぁ 自分は業者の53分の1以下の労力でやってやろう」
みたいな心意気です。
それは一番最初から明確に心に浮かび上がった観念です。
例えば、「反社会的勢力を入れてはいけない」という分厚い契約書を説明されれば、
「あ、反社会的勢力の人を探したらすぐ入居付けできる!」
と賃貸業者を単なる反面教師として捉えるわけです。
よく考えればただの差別ですね。
何事も一般的で普通で平凡な人がやることは全部間違っている、
と捉えることをお勧めします。
なぜなら、平凡で一般的で普通な人は、一生懸命努力してほとんど成果を得られず、
大して幸せでもなく楽しくもなく、
延々とさほど面白くない日々を送って、
歴史に何の名前も残すことなく伝説もなく、
さほど誰かを感動させることもなく、みんなじいさんまたはばあさんになって死んでいくからです。
せっかくのたった一度の人生なので、ありきたりの思考や学び方とは一線を画して、
まだ誰もやっていないことばかりでビジネスや金儲けや感動を日々作っていっていただきたいと、
縁あって私のもとにやってくる人には強く願っています。(written by 廃墟不動産投資家)