生活を苦しがる庶民の多くは過剰貯蓄
私はあくまで、客観的には 廃墟不動産投資家と名乗る、
不動産系の芸人みたいな立場なので、
あまり神秘的な内容を伝えてしまうと、
精神世界の専門家のように捉えられてしまいそうですが、
最近は、物理的にも確率的にもあり得ないようなことばかり体験しました。
今回は、私のそうした体験とは真逆の、
極めて現実的で卑近な、庶民の貯蓄についての実態をお示しします。
このブログの読者さんを含め、
私の周りの友人や経営者や、関わらせていただく方々とは全く無縁の、
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いわゆる世俗的な一般人は、なんと、お金にはあまり興味がないか、
お金のことを人間の糞尿のように、
汚く忌避すべき存在だと捉えています。
今回の記事はそこをやや詳しめに解説します。
どこかで突然、テレビなどの映像に出くわした際、
円安や原材料価格の高騰により、
物価が上がって生活が苦しい、と話すような、
白い布で永遠に表情を隠し続ける高齢者のインタビューを目にします。
具体的には、スーパーでは白菜や人参の値上げを嘆き、
年金が少ない、などと我が国の統治機構を批判し、
大型ごみの手数料が20円上がったことに文句を言うわけです。
しかし、そうした人が、
昔からのなじみの工務店から少し雨漏りのリスクを指摘されただけで、
屋根の工事に500万かけたり、
思い付きの節税対策のため1980万の中古マンションを現金で購入したり、
ふらりと立ち寄った駅前のビックカメラで30万の大型テレビを衝動買いしたり、
FAXしか使えない原始知能集団である、シンキンと呼ばれる地域の組織に、
価値が落ち続ける日本円を、
付き合いという理由だけで定期預金としてわずか0.02%の利息で1000万も手渡します。
もちろん、両者は土着しているため、選択肢は窓口のみです。
そうした、主に高齢者の貯蓄の実態が存在しますが、
彼らの嘘は決して故意ではなく、
無思考であるがゆえ、きれいに無自覚です。
また、守秘義務を抱えている銀行員は本当のことを教えてはくれませんが、
酒席のようなぶっちゃけた場所において、
庶民の貯蓄額に驚きを隠せず、
普段の「年金が少ない」などとつぶやいているギャップから、
高齢者に対して人間不信になってしまう、と聞きます。
こうした例に現れているように、生活を苦しがる一般人については、
本人が自覚できていない、思考の奥の細胞的な部分において、
「お金を糞尿のように忌避すべき存在」と捉えていることが読み取れます。
日本人に特有の現象で、
老後になってもさらなる老後のために無限に貯金を続けることが原因です。
この本質を、不動産の話に関連させるならば、
空き家を放置して何となく不安になっているような高齢のオーナーに対しては、
もっと気軽に、家屋を解体する費用の6割程度の引取料を提示すべきだと言えます。
我々は、そうした人民へ何かサービスを提供する際、
もっとどんどん値上げし、正当な報酬を請求し、
遠慮せずに希望する金額を提示すべきなのです。
このようなことを論じつつ、
異常な激安の賃料で家を貸し続ける私の矛盾をお笑いください。(written by 廃墟不動産投資家)