廃墟不動産投資の実践者さんに向けた雑談 後編

前編からの続き 100万円かけても、よほど天才的なリフォームを施さない限り、
さすがにまともな家には生まれ変わりません。
なお、屋根も基礎も床も大黒柱も、何もかもすでに崩れているような、
すなわち廃墟というよりも倒壊寸前のような建物の場合は、
100万円では決して快適な家には直せません。
直すことが目的ではないのです。
ここを、廃墟不動産投資の初心者さんがよく間違われます。
直すのではなく、収支を合わせることが目的です。
例に挙げた、ボロボロの物件は、
100万かけて直すのではなく、
0.5万で借りてほとんど直さずに1.5万で倉庫とか物置として貸す、
といった具合に、数字を合わせるのです。
利益は月1万ととても少ないのですが、かけたコストは清掃代程度で、
損することもない算段です。
そして、ど田舎のボロボロの家を無料ゲットできることは、
最近では、私の周辺ではない人でも、十分に見聞きしていることだと思います。
しかし、無料でゲットしても、そのままだと利益には結び付きません。
売るか貸すかが必要です。
0円の価値の物件を0円で仕入れていたなら、
なかなか売ることも貸すことも難しいです。
数百万レベルの物件を無料ゲットしていなければなりません。
私が推奨するのは、無料ゲットではなく、マイナス円ゲットです。
購入した時点で利益が発生しています。
そして、何もリフォームせずにそのまま置いておけば、利益が確定します。
例えば、マイナス100万円で物件をゲットし、固定資産税の負担が年1万なら、
100年後までは利益が出た状態です。
なお、固定資産税が高い場合は、それだけ良い物件をゲットできたわけなので、
無料またはプラスの金額で売れるかもしれませんね。
◆◆◆◆重要な告知◆◆◆◆
1000万のリフォームを500万に、
800万ののリフォームを400万に、
本格的なリフォームのコスト削減の超第一人者・礒崎さんが、
末期がんのため、残念ながら年内に死亡されます。
本人から、できるだけ多くの人と会っておきたいという打診があり、
私の月例のイベントで話していただくことに決定しました。
リフォーム、不動産投資、各種ビジネス、人生、死後の世界、AIの未来など、
多岐にわたって、質問と対話形式でイベントが進みます。
おそらくこのような状態 ↓↓ で来られますが、
本人は非常に明るいので、ご安心いただきたいと思います。
末期がんの中でもさらに深刻な、
もうすでに全身があちこち痛く、意識ももうろうとしたフェーズの状態で来られます。
あまり上手に話せなかったり、笑いの取り方がイマイチだったりするかもしれませんが、
そこは温かく見守ってくださるよう、お願いします。
4/24 15:00~19:30 参加費2万+懇親会割り勘(数千円?) エリアは横浜周辺 お申込みはこちら(事務局) またはこちら
多くの方にとって、このイベントが礒崎さんと話せる最後の機会になるはずなので、
ぜひ、他の予定を断ってでもご参加ください。(written by 廃墟不動産投資家)