大苦戦中の1棟マンション (2)
私が大苦戦している1棟(9室、京都府南丹市)マンションがあります。
前回、秘策があると申しました。
入居者が決まりにくいのは(ちなみに、まだ本格的に募集していません、、、)、周囲が何と空家だらけという理由ではないか?と推測しました。
私なら「周りに人が居ない!好きなことを心おきなくできる…!」と思ってしまうので、そのデメリットに気が付きませんでした。
マンションの周りは全く活気がなく、非常に寂しい感じがするのです。
そこで、9室のうちの1室を、
介護予防に取り組む地元NPO
集客力のあるお店
地域の集会所
などに限定し、無償開放することに決めました。
人が頻繁に出入りする状況が生まれれば、マンション全体に漂う「人の寄り付いていない」感じが払拭されるのではないかと考えます。
他にも2つの策を練っています。
難しい案件だからこそ、力をつけることができると信じています!
********************************
私の最強の得意技は、激安工事です。
知り合いの紹介以外から工事は引き受けませんが、一般的な工務店の約5分の1から10分の1です。
あるぼったくり工務店と比較されたとき、何と60分の1にまでになりました(トイレとお風呂をゼロから作る工事:3000万 対 50万)。
ある方に「そんなに安く出来るのはなぜか?」とあれこれ質問されたので、一瞬考えたのですが、「全ての無駄を削ぎ落したから」と答えました。
事務所、事務員、営業車、警備員、広告、営業、、何もかも無しです。
近所への工事挨拶やチラシも、お客さんにお任せです。工事以外一切何もせず、工事自体も必要なこと以外徹底的に省きます。
つまり、オプション品を標準装備しないということです。
私が思うのは、世の中のサービスはあまりにも高すぎるということです。
もっと無駄を減らせば、価格はさらに圧倒的に安くできるはずです。
デフレ、デフレと言われていますが、私の感覚では、実は慢性的バブル、長期インフレです。
これから、景気や経済状況に関わらず、時代が私を追いかけて、徐々にモノとサービスの値段が下がってくると考えます。
そうなれば、働く人達の給料も、ある程度目減りするかもしれません。
その時のために、家賃が3~4万で家族が住めるような貸家をたくさん供給していきたい。
全ての家・モノ・サービスは高すぎる。
私は、「世の中にはフルオプションの高級品しか流通していない」という考えです。