「0円」で指値するということ
私は今、東海地方のあるお屋敷物件を、「0円」で指している。
100万円ではない。
10万円でもない。
本当に0円、無料、タダである。
なぜなのか?
オーナーさんに、詳しく物件を案内していただいた。
確かに、私から見てもボロ屋だ。
ただ、ある程度手を入れれば再生できる。
部屋によっては、掃除だけで滞在することぐらいは可能になりそうだ。
しかし、このオーナーさんの認識は、全く違う。
「大地震が来て、自然の力でつぶれてくれたらいいのに」
「誰にも売れるわけないから、数十年後まで、朽ち果てて風化するのを待とうか」
「でも近所の人には迷惑だし、それだけが心配でならない」
などと、完全に粗大ゴミ扱い。
そりゃそうだ。
工務店に何社も見積を取ったそうだが、いずれも1000万超え。
瓦の交換だけでも500万以上。
解体の見積は300万。
物件を全く何も使っていないのに、それとは関係なく固定資産税などはオーナーさんにかかってくる。
年数万円とはいえ借地なので、土地はそもそも売れない。
ボロ屋敷=廃墟は、一般オーナーにとっては資産ではなく、単なる負債なのだ。
私は「0円指値」が、双方の利益になると思っている。
数学上はもちろん、0円よりも下の値は存在する。
今後、「マイナス30万円の指値(売主が買主に30万払う)」という状況が現れると思う。
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Comment
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とても面白いです。
見学ツアーを開催して欲しいです。
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>kawa1120さん
ありがとうございます!
買えたら、やります。
買える確率は30%ぐらいです☆
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本当に買えたら超人業ですね。
また購入後 貸せたら すごいことですよ。(^_^)
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>ブルースさん
ありがとうございます!
数打ちゃ当たる、って感じです☆