不安に負けて、安易で一般的な道に戻るな
~挑戦する人へ~
何かに挑戦しない人は、どうか下記の文章を読まないでほしい。
ある何かに挑戦したときに、敗北が連続し、かなり反省し、資金と労力を使って研究に研究を重ねた。
万全を期して再挑戦したところ、さらに半端ではない敗北を喫した。
悔しくて悔しくて、寝不足なのに夜も眠れず、仕方なく外の空気を吸いに出て、
季節外れの強風と小雨にあおられながら、
まぶたを閉じて、両手を広げ、
次こそは必ず雪辱を果たすことを、
遠方の街の光で少し見つけにくい、東の空の星座に誓い、
涙で「渇いた」瞳を少し気にしながら、再び生活拠点に戻った。
さらに徹底的に敗因を分析して詳細に研究に没頭し、
勝利への尋常ではない執念を燃やし、実践とシミュレーションを執拗に重ねたうえで、再度、戦に挑む。
度重なった敗北による残酷な屈辱は、
全て勝利へのモチベーションに昇華させてきた。
「今度こそはーーーーっ、、!!」と凄まじい勢いで戦に猛進する。
しかし、戦の結果は無慈悲的な惨敗。
前回や前々回の惨敗と何が異なるのか、てんで見当もつかない。。。
私もそういう経験がある。
幾度となく。
経験があるからこそ、こんな文章をスラスラ書けてしまうのだ。
あなたなら、こういうとき、どうするだろうか??
おそらくほとんどの人は、
これ以上挑戦し続けることに対して、ものすごい不安感に苛まれ、その感情に押し潰され、
挑戦をやめてもう特に何もせずに普通に生きるという、
安易で一般的な道に戻ろうとするはずだ。
私も実は、絶望的な敗北を喫し続けているときは、ふとそう思ってしまっていた。
しかし、しかしだ。
安易で一般的な道に戻ったところで、それが勝ちなのか?
負けていないことは、もちろん全く、勝利ではない。
戦っていないことは、負けているときよりもさらに、負けている。
男なら、絶望的な状況から奇跡的に、立ち上がるんだ。
最善を尽くした結果、
瞬殺され続けたという極度の屈辱と、敢闘の要素が皆無な、惨敗による驚異的な悔しさを乗り越えてこそ、
必ず遥か向こうの勝利への光を見つけることができるんだ。
絶望的な敗北を喫したあと、不安に負けて安易で一般的な道に戻らないよう、ぜひ注意していただきたい。
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Comment
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素晴らしいモチベーションの保ち方ですねぇ。参考になります。
私はそういう時、負ける事があっても仕方ないって思ってます・・
(世間には豊な才能や知識、経済力を持ってる方が大勢いますから。)
しかし、どんな時も自分には負けないようにと気を付けてます。
さらに逃げる事も必要と考えてます。漢字の通り少し形を変えればまた挑む事ができますから。