お金で人の心は買えないけれど、、
前回の記事では、
お金で人の心は買えない、という悲しい事実を記した。
お金を稼いでも、マイホームや高級車や高級腕時計が欲しかったり、高級クラブに通いたかったりする人以外、
大して使い途が無いのだ。
マイホームや高級車や高級腕時計が欲しい人、高級クラブに通いたい人は、お金を稼ぐ意義がある。
しかし、僕のように、マイホームや高級車や高級腕時計は欲しくなくて、高級クラブに興味のない人は、
稼いでも使い途が無い。
僕は、高校生の時からずっと、「お金を使って、買いたいものは人の心だけ」だった。
例えば、友達がいなくても、お金を渡せば友達になってくれる、
家族がいなくても、お金を渡せば家族になってくれる、
彼女がいなくても、お金を渡せば彼女になってくれる、
仲間がいなくても、お金を渡せば仲間になってくれる、
信頼感がなくても、お金を渡せば信頼してくれる、
印象が悪くても、お金を渡せば好印象に変わってくれる、
そんな、お金で人の心が買える、結果に対して極めて平等な世界を夢見ていた。
しかし、20代で短期間で3000万を稼いでみたとき、
全くお金では人の心が買えないことに気付き、衝撃を受けた。
わかりやすい例を挙げると、
クラブの客は、ホステスに数百万貢いで、そのホステスの心を買おうとする。
そのホステスは、その数百万をホストに貢ぐ。
クラブの客は、ホステスの心を買えておらず、ホステスはホストの心を買えていない。
このような例は枚挙にいとまがない。
人の心は、全くお金では関係のないことで動く。
お金を稼いでも、人の心の奪い合いに関しては、全く何の優位性も無く、むしろ逆効果にさえなってしまう。
マイホームや高級車や高級腕時計は欲しくなくて、高級クラブに興味のない僕は、
お金を稼いでも特に使い途が無い、という宿命を背負ってしまった。
お金を稼いで買えるのは、
(マイホーム・高級車・高級腕時計・高級クラブ通いを除き、)
不動産とか株とか会社の経営権とか債権とか、
さらに金を稼ぐためのものばかりだ。
こういうものを買うと、さらに金を稼ぐことができる。
でも、さらに稼いでみたところで人の心は買えないし、マイホーム・高級車・高級腕時計・高級クラブ通いには興味が無いので、
結局、さらに金を稼ぐためのものを買うだけなのだ。
これって、何かに似てないだろうか??
稼いでも稼いでも、さらにその「稼ぐというゲーム」ができるだけ。
そう、つまり、ゲームセンターのメダルと同じなのだ。
「お金=ゲーセンのメダル ただし、マイホーム・高級車・高級腕時計・高級クラブ通いには興味が無い場合」
という、公式が成立する。
これを経済学の論文として発表すると、
単純に中学生扱いされると思うが、
本質を突き過ぎていて、自分でも恐い。
知らなきゃよかった。
でも、ある程度稼いでしまったら、気付いてる人も多いよね。
じゃあ、何のために稼ぐのだろう?
そもそも、こういう記事は、生活のために必死で働いている人からすると、意味不明だと思う。
生活のために必死で働く人。
お金=ゲーセンのメダル と気付いてしまい、なぜお金を稼ぐのかの意義が見出だせないMoney Player.
この両者が何かビジネスで競争になった場合、
全く比較にならないほど圧倒的に、Money Playerが勝利を収める。
生活のために必死で働く人は、
Money Playerの下請けとなり、Money Playerの顧客となり、
Money Playerの従業員となり、Money Playerの安価な外注先となる。
「お金=ゲーセンのメダル ただし、マイホーム・高級車・高級腕時計・高級クラブ通いには興味が無い場合」
という公式を知ってしまったMoney Playerたる僕らは、
じゃあ、一体何のために稼ぐのだろう?
実は、自分なりの答えはすぐに見つかってしまった。
こういう哲学的過ぎる記事は多くの方にとってつまらないと思うが、
もし興味のある方は、次回の記事をお読みいただきたい。
Comment
「お金を稼ぐことによって出会える人たちとの繋がりを大事にしたいため」という答えを思いつきました。次回の記事に期待しております^^
“お金で人の心は買えないけれど、、”
お金がなければ、
出来ない事が多いのも事実。
ならば、
より多くの選択の出来る、
お金が有るで。
有り続ける。