Yen Spa!2016夏号掲載/ボロ物件投資や人付き合いの注意点
廃墟不動産投資と高利回りボロ物件投資の注意点を述べておく。
やはりボロ物件だと、お金を持っていない人を相手にすることとなる。
初期費用が全く無い人が多い。
これほど豊かな社会で、5~10万の初期費用を持っていないというのは異常だと言えるが、
そういう人々は現実に存在している。
ある程度の価格帯の物件(1000万以上とか)だと、しっかりリフォームしてそれ相応の家賃を得るほうがいい。
ただ、廃墟不動産投資をはじめ、超激安でボロ物件を購入した場合(50万とか100万とか)、
数百万かけてきれいにリフォームして家賃7万にするより、
10万ほどの最低限のリフォームで家賃4万のほうが、かなり高利回りとなる。
具体的には、利回り20%が50%ぐらいになる。
ただし、注意が必要だ。
人生において、お金を持っていない人と関わると、その低品質な価値観に影響されて、
自分までお金を持っていない状況に引きずられてしまう。
物件の問い合わせや契約に関しては懇切丁寧に対応すべきだが、
その他で頻繁に関わることは避けたほうがいい。
自らの価値観は断固として守らなければならないのだ。
こういうことを書くと「冷酷だ!」と怒る人がいるかもしれない。
教科書的に「誰とでも仲良くしましょう」と建前論に終始するのは、
わざわざ個人ブログで情報発信する意味が無い。
真実に即したことをいつも述べたい。
もう一つ、指摘しておきたい。
投資で全然うまくいっていない場合、
同じように全然うまくいっていない者同士でOFF会で集まりたい欲求を持つ人が多いが、
それは全くお勧めできない。
なぜなら、
「不動産投資ってうまくいかないよね」
「廃墟不動産投資も面倒くさいよな」
「副業って意外と簡単じゃない」
「ヤフオクが儲かるって聞いたけど、大したことないや」
「うまくいってる奴って、運が良かっただけじゃないか?」
とか、できない理由を列挙して盛り上がることになるからだ。
その場は楽しいかもしれない。
そして、仲間として定期的に集まるようになるかもしれない。
結果は、どうなるか?
ずっとうまくいかない話に花を咲かせて、うまくいっていない現状を確認しあうだけの会になっていくのだ。
ダメダメ飲み会に参加したい欲求は抑えて、
少々無理をしてでも、セミナーやパーティーに行ってうまくいっている人に近付いたり、
高額の企画に参加してみたりするほうがいい。
高額の企画は、その企画自体の価値もさることながら、
参加者の意識やレベルが確実に高いので、
仮に企画自体が面白くなかった場合でも、
参加者同士のつながりは大きな収穫として持って帰ることができるだろう。
お金を持っていない人を避けて、関わらないようにすることは何も悪いことではない。
貧民の支援は、それ専門の慈善団体に任せておけばいい。
どうしてもお金を持っていない人を助けたいなら、
専門の慈善団体に寄付すればいい。
プライベートではできる限り関わってはいけない。
不要な正義感に駆られて、お金を持っていない人と無理して関わって、
ネガティブな価値観に影響されて自分が貧しくなるよりも、
貪欲に、お金を持っている人と関わってポジティブな価値観に影響されて豊かになって、
家族や自分の大事な人に快適な暮らしを提供していくほうがいい。
実際のところ、そうしたほうが、
仏や神、または人間を超越した偉大な何かからの評価も高くなるだろう。
よく載せていただいている、Yen Spa!の2016年夏号のブログ特集で、
私のブログが不動産部門4位となっていました。