壊滅的な被災の前日ですが、LINEスタンプをリリース
明日、いよいよ特大最強台風が、私がメインで物件を貸している近畿地方と岐阜県を直撃します。
前回の台風で私の貸家経営では未曾有の激烈な損害を被り、
その応急処置もままならない状況で、
さらに前代未聞の破壊的な台風が来襲する事態となります。
いよいよ私が貸している80軒ほどの物件の多くは、
全壊・倒壊・水没など、貸家経営としては息の根を止められるレベルで壊滅的に被災する見込みです。
住民たちには退去を勧告したり、避難を強く催促したりしています。
入居者の命を守るべく、一時的に無理やり離れてもらうという手配もかけています。
襲来前である今日の時点ですら、
廊下池・台所川・和室三角州となっている物件もあります。
明日か明後日には、トイレ滝・押入湖・玄関ダムとなるかもしれません。
または、トイレとか押入どころではなく、
まさに文字通りの無、野に帰すこともあり得ないとは言えません。
そうなると以前の大津波の被災地と同じ状態です。
今さら保険には入れず、すでに万策尽きています。
タイタニック号の沈没前に、悠然とバイオリンを弾き続けた音楽家のごとく、
日々を同じように過ごしています。
昨日は兵庫県にいましたが、今は宮崎県です。
やるべき仕事は集中して短時間でこなしつつ、
定住せずに延々と旅し続けています。
もう一つ、タイタニックのバイオリニストのメンタリティーを模倣し、
不動産投資家にしか使えない極めてマニアックなものにしました。
120円という料金ですが、
私と会ったことのあるリアル友人さんにはプレゼントするので、
お知らせしてもらえると嬉しく思います。
全壊したり倒壊したりした後も家賃をもらい続けるのはほぼ不可能であり、
億万長者さんの寄付に頼って貸家経営することも可能ですが、
ただ単にお金をもらっているだけという、
あまりかっこいいスタイルではないので、
一旦、半壊や崩壊の入居者にはしっかり退去してもらって、
投資せず80軒160万 → 投資せず25軒50万
ぐらいにダウンサイジングする予定です。
今月はじめの台風の激烈な被災では、
みんなの善意を結集して事なきを得るという離れ業に乗り切りましたが、
今回は変に流れに抗わず、
無保険であったことをちゃんと反省するために、
住人のいない古家は苛烈な突風による崩壊に任せることとしました。
そもそも、全然投資していないのが救いです。
何億も投資していて無保険なら、まさに事業として再起不能です。
ゆっくりマイペースに、1年ぐらいかけて投資せず80軒160万という、
元の数字に戻していこうと思います。(written by 廃墟不動産投資家)
Comment
戦後の焼け野原、空襲で塵芥と化した街、江戸やシカゴの大火、これらの破壊と創造。歴史は繰り返す。スクラップ&ビルド。
私だったら、オーナー(土地所有者)とのコネクションを活かして、
災害に強い家、しかも「京都」らしさを最大限取り入れた「現代風京町屋」シリーズで再生を図るべく、奔走(役所、ディベロッパー、建設関連)して、「廃墟不動産投資」→「新・高級・和モダンテイストの「京都」らしい建物」をオーナーと二人三脚で創るチャンス!と動くかも。村上さんのことなので、その辺は十分に、戦略立案済みでしょうね?
「京都」の美しい歴史ある町並みを守っていってほしいですね!
いつもありがとうございます!
台風は予想が外れて意外と弱かったので、
新規の被害の報告は来なさそうです。
災害に強くて高級な家というアイデアで、
ぜひビジネスをお始めいただきたいと思います。
そのようなお考えで、ものすごく稼いでいる業者さんはすでにたくさんおられます。
初期投資に10億かければ、すぐ年収1億は超えるようです。
私は、実はあまり街並みとかまちづくり保全などに興味を持っていないので、
とにかくほとんど投資しないで、ちょっと利益だけ得ることを心がけています。