言ってはいけない現実、知らされていない真実
有名な法則に、自分の年収は、周囲5人の平均となる、というものがあります。
周囲5人とは、家族や恋人や同僚や取引先ではなく、
友達とか、プライベートでよくしゃべる人とか、自分の心の中で会話する人も含みます。
通常は、仲の良い友人が対象となります。
これは残酷なほど的確に全ての人に当てはまっている法則です。
あなたも、周囲の友人を見渡してみてください。
もしあなたが、月収30万の普通のサラリーマンの場合、
月収10万の極貧な人や月収300万の事業家ではなく、
だいたい同じような、一般的な人と仲良くしていると思います。
もしあなたが月収300万の事業家の場合、
月収30万の普通のサラリーマンや月収1億のいわゆる億万長者ではなく、
だいたい同じような、まずまず稼いでいる人と仲良くしていると思います。
この法則を真剣に捉えるなら、結果を出して収入を増やしていきたい場合、
成果を挙げていない人、仕事のできない人とは距離を取らねばならないこととなります。
ごく普通のあなたが、今の自分を変えていって上昇していきたいとき、
あなたの昔なじみの地元で、
給料が少ないことの愚痴や、それを社会のせいにして政府の悪口を言っているような友人がいるなら、
残念ながら、その関係を疎遠にしていかなければなりません。
他にも、ビジネス塾の経営者によると、
まだ全然何も成果を出していない人同士があれこれ意見交換しているらしいのですが、
そうした交遊関係はかえって自分のこれからの活動に悪影響を及ぼします。
生徒の中でもどんどん前に進んでいる人や、
そもそも講師とコミュニケーションを取っていくことをお勧めしたいです。
何の成果も出していない人と1時間話すぐらいなら、
大きな成果をあげている人と10秒会話するほうが圧倒的に有意義です。
そして、そもそもの自分の価値観を変えていく必要があります。
具体的には、イケてる人とダメな人がいるなら、
前者と同じように考えたり感じたりしていくことが重要です。
最近の例なら、ネットニュースで、
12年間勤務して手取りの月給がたった14万円の人が、
「給料安過ぎて日本終わってる」
とつぶやき、堀江貴文さんが、
「終わってるのはお前」と突っ込んだところ、
賛否両論が巻き起こりました。
単身明快な間違いのツイートに対して、
糞尿と花束のように賛否が分かれることには驚く訳ですが、
当然ながら、厳しい突っ込みではあるものの、
正論なのは堀江さんのほうで、
自分の怠慢を日本のせいにする無名の人はかなり支離滅裂なことを言っています。
自分が努力していないことを社会のせいにするのは、
無差別テロなど大事件につながる危険な思想です。
この場合、無名の14万円の人に共感したり、価値観を合わせたりしてしまうと、
だんだん影響されて、自分もそういう思考停止のダメな人になってしまいます。
野球に言い換えると、
「ずっと補欠で試合に出られない 野球終わってる」
とつぶやいていたら、それは、終わってるというか悪いのは野球ではなく選手本人です。
たった一度の人生なので、
面白くない仕事をイヤイヤ安い給料で我慢して続けるようなことはいくらなんでも本当にすぐやめるべきですね。
本来、全ての人が毎日を最高に楽しく生きていくことは普通に可能なのです。(written by 廃墟不動産投資家)