常識の、破り方
世の中の多くの人は、まるで法律や条例や日本国憲法のように、
常識なるものを日常生活の金科玉条とし、
自身の全ての行動や考え方を「常識」という謎の思想に押し込めていて、
日々、生きづらくストレスフルであまり成功もせず、
収入も平均前後かそれ以下で楽しいことも面白いこともさほど経験せずにジジィになって生涯を終えます。
そのような人が延々と続出するのがさすがにちょっとつらいので、
常識という実はカルト的で無意味な教義に縛られず、
どのようにして常識を破っていくべきなのか、簡単にお伝えします。
いきなり結論を言うと、
・違法ではない
・人に迷惑をかけない
という２つのルールを守りさえすれば、
常識は意識的に全部破っていくことを強くお勧めします。
なぜなら、常識は守っていても何の得にもならず、全然面白くもなく、
誰も幸せにせず、自分自身もちっとも楽しくないからです。
例えば、居酒屋で「カエルの姿焼き」というメニューがあったとします。
そのようなメニューは注文しないことが常識とされています。
しかし、「カエルの姿焼き」を注文することは、違法でもなく、誰にも迷惑をかけません。
そして、常識という教義に従って、
「そんなもの罰ゲームでもあり得ないよな～」
「食べるぐらいなら死んたほうがマシだよな～」
などと言ってスルーすることは、全く面白くもなく、その場は楽しくもなく、
自分自身も特に今までの人生と同じく、ごく普通で平凡で標準的なストレスだらけの一般人として、
いつの間にかそんな日々が繰り返されていき、何の大した経験も思い出も残ることなく、
老人となって死を迎えます。
だからこそ、違法でなく人に迷惑をかけなければ、常識なんて全てことごとく破るべきなのです。
本当に、人に迷惑をかけず、違法でなければ全く何をしても構わないのです。
例えば、万引きは違法ですし、
電車の中で大音量でヘッドホンで音漏れするのは人に迷惑をかけているので不可です。
「人を殴る」のは、違法でしかも人に迷惑をかけるので、両方の意味でダメです。
常識を破るとはどんなことか具体的に挙げてみると、
自分の大好きな著名人が「私のファンの方へ、明日の昼、シンガポールでランチしましょう 3人限定です」と言っていたら迷わず飛びつくとか、
電車でタイプの異性がいたら何を話すか分からなくても声をかけるとか、
独立起業して電話番号もオフィスも持たないとか、
リスクに応じてリターンを得るのではなく、リスク無しでリターンだけをサクッと得るとか、
行列に並ぶのではなく、直接交渉して裏口から入れてもらうとか、
一生で一番高い買い物である不動産をタダでもらえるか交渉してみるとか、
資格は取るのではなく、オリジナルのものを創出して有償で人に与えるとか、
チップは、店を出るときではなく、そこに入るときに事前に支払うとか、
高級店であえて一番高いコースを頼むとか、
お金を払うのではなく、お金を「もらって」サービスしてもらうとか、
ランチは11時から12時か、13時から14時に行くとか、
平日昼間に無人島で裸で泳ぐとか、
雨の日にあえて遊園地に行くとか、
（意外と毎回晴れる）
書留でもなくレターパックでもなく、ひたすら普通郵便を使うとか、
（普通郵便でも何と配達の記録は残っている）
お歳暮は受け取るのみとか、
年上にタメ口、年下には敬語を使うとか、
（高校時代はよく殴られた。。）
放射能の風呂に入るとか、
（実は身体に良い）
世間体は無視するとか、
みんなが10時間かけることを、1分でできないかいちいち毎回考えるとか、
ルールは守るのではなく作り出すとか、
頭が悪過ぎる人とはどうせ会話が成立しないので英語で話して外国人と思わせて遠ざけるとか、
日給が１００，０００円でも、1年持つ食品で昨日賞味期限が切れたものをただでもらうとか、
1310万の不動産を指値して390万で購入するとか、
TV局で芸能人を発見したら、サインを求めるのではなくトイレの場所を尋ねるとか、
りんごを皮ごと食べるように、いちごも葉っぱが付いたまま口に入れるとか、
日常生活の中でたくさん考えられます。
「常識を守ることは常識」という常識を心の底からかなぐり捨てていただきたいです。（written by 廃墟不動産投資家）
