ドリンクバーと、人生のテクニック・ノウハウについて
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私は家を持たずに放浪している身なので、
カッコ良く言えばpermanent travellerです。
ゆえに、食事はほとんどが外食となります。
過去に一度だけ、「FREE DRINK」とも「ドリンクバーを頼まれた方限定」とも何も書いていないドリンクバーを見かけました。
東海地方の、チェーン店ではない、個人の経営している感じのお店でした。
メニューにも、「ドリンクバー300円」などと何も載っていないのです。
このような場合、他の一般の人は誰も飲みません。
しかし、私は最初から迷わず飲んでいました。
セコい話で申し訳ありませんが、いつまでも私は経済的にはセコいままです。
そして、私以外の一般の人が、
「あれ、飲めたらいいんだけどね、、」とつぶやいていたら、
通りがかりの店員が「どうぞ、どうぞ、ご自由にお飲みください」と勧め始めました。
それを見て、次々と一般の人達がドリンクバーに行き始め、
瞬く間にすごい行列になりました。
でも私は、最初からたくさん飲んでいたので並ばなくて済みました。
非常に些細で小さな出来事かもしれませんが、
私はこのドリンクバーに人生観の違いを見出だしました。
私と、他の一般の人達の違いです。
まず、常識を疑うことです。
私は、「ドリンクバーなら『ご自由にどうぞ』などと明記されているはずだ」
という常識をまず疑ってみたからこそ、
行列ができる前に一人、ドリンクバーを独占することができました。
また、自分の頭で考えるか否か、というところも違います。
他の人達は、「このドリンクのマシーンはなぜFREEとか有料とか書いていないのだろう?」
などと考えたり予想したりしなかったのです。
そもそも私は、自分の行動や思考に限界や壁を勝手に作ることがほぼあり得ません。
よって、そのドリンクのマシーンを見た瞬間に、
「自分はこのドリンクバーをしばらく独り占めすることができるし、10秒後、実際にグラスを手に取りメロンソーダと100%オレンジをミックスさせて飲んでいるだろう」
と確信したのです。
そして、行列に並んでいる他の人との最も大きな相違点は、
「他者の行動で判断しない、流されない」ことにあろうかと思います。
「誰も飲んでいないから、あれは飲んではいけない」
「他の人が飲んでいるから自分も飲む」
だと、フリーでドリンクが飲めるという得することがなく、
飲めたとしても行列に並ぶという損が発生します。
ドリンクバーというとても身近な例を挙げましたが、
私が推測するに、儲かっている経営者以外のほとんどの人は、
「得したくないマインド」「損するのが普通であるメンタル」に毒されています。
まだマシな人であっても、何かを得るためにはかなり多くの犠牲を差し出さなくてはならない、という発想を持っています。
そうではなく、人生の多くの分野で楽勝気味に生きていき、
経済的な意味においては圧倒的に労力対成果を極大化させるには、
「得したいマインド」「得するのが普通であるメンタル」が必要かと考えています。
もう少し深い表現だと、
「私は元から全てを手に入れられるgiftedな存在なんだ」という自覚を持つことが、お勧めすべきメンタル・マインドなのです。(written by 廃墟不動産投資家)