命を奪っているのか、救っているのか?
・聖域なく、常識は疑う
「日本において、新型コロナウイルスはたくさんの人の命を救った」
ともし私が発言すれば、暴論で有名な堀江貴文さんどころではなく、
気の狂った異常な妄言だと捉えられるでしょう。
「コロナという救世主からなぜか執拗に逃れようとする不安と恐怖が、多くの人の喜びと生き甲斐を奪ったのだ」
などと主張すると、
仮に私が有名人なら大炎上するだろうし、
国賊としてどこかに監禁されるかもしれません。
「コロナは人の命を奪っているのではなく、むしろ多くの人の命を助けているのである」
という主張はかなり勇気が必要で、さすがに誰もそこまでは決して口にしません。
ただ、各種の統計やデータを見ると明らかなのですが、
この騒ぎが始まって以降、コロナ以外のたくさんの病気による死者が大幅に減少しています。
例えば、国立感染症研究所のデータをチェックすると、
通常のインフルエンザの患者が激減し、
去年は毎月1000人以上が亡くなっていたのに対し、
今年はほとんどゼロとなっています。
逆に、コロナへの不安や恐怖により、
たくさんの人が失業したり、自営業の人が経済難に陥ったり、
家庭では深刻なケンカが多発したり、
公園では人だかり防止という名目でチューリップやバラなどの花畑が無慈悲に刈り取られたりしています。
今の世の中は、例えるなら、
ハエが1匹飛んでいるからと部屋中に殺虫剤を1000本ぐらい噴霧して、
自分が呼吸困難となってしまっているような状態だと、私は考えています。
・世界の奇人
世界では2人だけ変人と言われる指導者がおり、
ブラジルのボルソナロ大統領は「コロナなど筋トレで鍛えておけば問題ない ちょっとした風邪みたいなものだ 普段通り何も変えず生活しよう」、
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、「ウォッカを飲んでおけば気にしないで済む、そんなもんだ」とほぼコロナ対策を無視し、
世界からは狂気の暴論だと非難されていますが、
日常の人々の喜びや生き甲斐を守り続けていることはしっかり評価されるべきです。
さすがに白人・西洋人は人種的に本気で対応しないと破滅的な事態となりますが、
元から相対的にコロナウイルスへの耐性を持っている日本人など東洋人は、
ボルソナロやルカシェンコの強弁を、単なる奇言として片付けず、
「もしかしたら、そうなのかも?」と一度はまともに取り合ってみる思考の柔軟さを持ち合わせてほしい、と思います。(written by 廃墟不動産投資家)