賃貸契約書の作成に時間をかけすぎている人が忘れている最も重要なこと
廃墟不動産投資を教えていると、多くの人が、
「いったいどんな契約書を使っているのですか?」
「その契約書を何とか売っていただけないですか?」
と契約書に秘密があるように勘違いされます。
契約書はネットから拾ったいわゆるテンプレートを使っているので、
私から取り寄せるのは基本的に無意味です。
それでも、「廃墟さんの使っている契約書と全く同じものを使いたい!」という一部のファンの方がおられるので、
販売したこともあるのですが、
やはり元々は単にネットで拾ったものなので、
全然お勧めできるものではありません。
そして、そのことを理解されてもなお、ほとんどの人は、
契約書に記載されている一字一句について細かく質問されてきます。
しかし、契約書の一字一句を理解していないことではなく、
そのように質問ばかりしてしまうことこそが問題なのです。
そもそも、相手との信頼関係を構築していれば、
契約条項に何が書かれていてもトラブルは起きません。
逆に、相手との信頼関係が足りなければ、どんなにしっかりした契約内容でも、
クレームやトラブルが起きます。
大企業同士の契約書はお互い弁護士が作成した完璧な契約書を使用していますが、
当たり前のようにそれでも訴訟やトラブルは絶えません。
つまり、契約書の一つ一つの条項を気にすることより、
相手との信頼関係をまず大切に捉えることこそ重要なのです!
あなたは、今のあなたのまま、ずっと延々と生きていきたいと思われていますか?
おそらく、「変えたい」「変わりたい」と思って何かを始めようとされているはずです。
そのために大変重要な部分の一つが、
「書類より信頼関係」です。
世間で、がんばっても年収1000万も超えられない人が多数なのは、
まさしくここが大きな原因の一つです。
契約や事務的なことについて、
あまり細かいことの説明は相手方、
廃墟不動産投資であればオーナーや入居者に喜ばれませんし、
そもそも不要です。
そして、相手が相当な高学歴や教養人でない限り、
各条項の正確な意味や法的な解釈を理解することも難しいことでしょう。
不要だけども楽しいことは、やるべきです。
楽しくないけど必要なことも、やるべきです。
しかし、人が生きていくうえで、
楽しくないこと、
かつ不要なことは、
スルーすることが重要です。
お金と時間があり余るかどうかの違いは、まさしくそこにあります。
お金と時間が、あり余る人となるかどうかの違い
ほとんどの人が、楽しくないこと、かつ不要なことばかりに時間を費やし、
普通におじいさんになって生涯を終えます。
人生は1000年にも満たないので、
ぜひとも有意義なこととか楽しいことに時間をお使いになることを強くお勧めします!
(written by 廃墟不動産投資家)