常識の範囲内のみで生きるのは、塀の外に出られない囚人と何が違うのか?
2020年代ほど、日本社会において常識が異常なほど100%に近付いた時代は戦後初めてかと考えます。
常識が100%に近付いた、という私の表現は、
常識的な人と常識から外れる人の比率で、前者がかなり100%に近いことを意味します。
ちょうど1年前、2020年3月頃から急速に、社会の常識が新しく塗り替えられていきました。
当初は、「何かおかしいんじゃないの?」と違和感を持つ人も一定数存在したはずですが、
日本は同調圧力が世界で圧倒的に強いので、常識的な人と常識から外れる人の比率は、
80:20→85:15→95:5→98:2→99:1→99.9:0.1→99.99:0.01
と、どんどん100:0に近付いていきました。
具体的に何を示しているかと言うと、日本がほぼ完全なマスク社会、つまり顔を隠す世の中になったということです。
男性が公衆の面前で陰茎を、女性が乳房を隠すのとほとんど同じ感覚で、
顔の下半分を隠さなければならない、という謎の常識が一気に広がっていったのです。
コロナはインフルエンザどころか従来の風邪よりも安全だというのは、一部の医師にとっては全裸をさらすことより恥ずかしい、決して言えない本音なのですが、
11年かけて勉強して獲得した名誉や職を生涯捨ててまで、わざわざ同調圧力に抗うような人はさすがに現れません。
皆が思考停止的に当たり前だと普通にやってしまっていることを自由に疑い、
他人に一切影響されず、真実を自分の頭で考え行動を選択するよう、推奨します。
どんな人でもできる、常識に抗う具体的な行動を軽くまとめました。
社交的な人なら、いまやテロリストのアジトのような存在である、
スタッフも客も全員ノーマスクで三密で笑顔で語らうような店に毎日通い、従来ながらの人間同士の交流を深めてほしいです。
そういうところでは、今はもちろん延々と誰も風邪すらひきません。
内向的な人なら、世の中は激しい自粛が続いていてなかなか楽しめないので、
テレワークや在宅勤務は沖縄や北海道に出向き、早起きして未明の時間から読書にふけり、
自然を感じながら日の出を楽しみ、夕焼けをバックに軽くZOOM会議などをこなしてください。
外交的・内向的の両方に共通してお勧めしたいのは、
常識の範囲内にしがみついて一生を終えるのではなく、
素晴らしい人との出会いと語らいを重ねていき、見たことのない景色や聞いたことのない経験に触れていき、
話したことのないようなすごい人を探し出し、刺激のある日々を過ごしていくことです。
99.9対0.1、99.99対0.01なら、0.1や0.01の人生を選んでいってほしいです。
すなわち、One of themで完全に大衆の中に埋もれて生きるのではなく、
Only oneで純粋な自分の人生を選択することをお勧めしたいのです。(written by 廃墟不動産投資家)