脳死した人々が多数のこの国
私は関西と岐阜を中心に不動産を経営していますが、
実のところそれは名ばかりであり、普段は全国各地や海外を放浪しています。
最近は山形・新潟・山梨と東京・大阪を行き来しています。
素敵過ぎる仲間達と少しばかりの別れの後、
列車の窓から夏の鮮やかな青い空を眺めていると、
1年前の景色がまるで10年ぐらい昔のことのように、
懐かしく頭の中に浮かんできます。
毎日が楽しく複雑で面白くイベントだらけなので、
先月のことももう1年ぐらい前のことのように思えており、
この時間の感覚は我ながら非常にお得な気分です。
スマホのメモをふと見てみると、約1年前、
滋賀県でJRが半日ほど運休していました。
理由は、大雨警報が出たからです。
しかし、天気予報は外れまくって、警報の状態なのにどこも小雨のみで、
風も弱いままでした。
そのとき、運行が再開されてすぐの列車に乗り込みました。
すでに空は雲ひとつないきれいな快晴で、もう地面は乾き切っているのに、
何と列車は人間が歩くレベルのスピードで徐行していました。
電車としては今まで経験したことのない遅さであり、
まるで幼児用の遊園地のおもちゃに乗っているようでした。
大雨警報が出ているのに青い空が出ているのは、
自分が異常な晴れ男であることが原因かと思いましたが、
アメダスのレーダーをチェックすると、どのエリアも曇りか晴れで無風でした。
晴れているのに大雨警報と避難指示が出ている状態だったわけですが、
目の前の現実を無視して、徐行のルールをひたすら守る車掌がものすごく気持ち悪かったです。
それは、白なのに黒と言われても、「はい、黒です」とそのまま答えるロボットと同じです。
「彼らには感情とか脳の働きが存在するのだろうか?」
と疑問に思ってしまいました。
30年ほど前、一時期は経済力で世界ナンバーワンだった日本ですが、
ここ5〜6年ぐらい前から、常識と建前と世間体を異常に気にする社会に変貌し、
コロナ騒動が始まってからは、日本人は未来永劫マスクし続けて生きるという宗教を自然に生み出し、
それにほぼ全員の国民が同調圧力の元で厳格に縛られ、
酸素不足とコミュニケーションの欠如と免疫の喪失により、
脳や身体が劣化して下等民族へ転落する道を歩み始めています。
未来予測が得意な、というより、
すりガラス越しに何年後かをぼんやり見ることができる私が考えるに、
わずか数年でここまで落ちぶれたこの国を眺めていると、
あと15〜20年でフィリピンぐらいの国のレベルにまで貧しくなりそうです。
また、すでに賃金が香港や韓国に抜かれてしまったので、
ベトナムなどから出稼ぎにやって来る外国人は激減し、
そもそも住んでいるのが老人だらけなので、飲食店や各サービスが成り立たず、
しかも世界で唯一FAXや郵便や現金をいつまでも使い続けるだろうから、
日本全体が、山形や新潟のような、きれいだけども国内の観光客向けの産業しかない、
寂れた社会に大きく変化すると予想しています。
世論に過剰に配慮する厚生労働省や医師会ですら、
「マスクは適宜外しましょう」と呼びかけているにも関わらず、
国民のほとんどが、周囲の目を気にして一生マスクし続ける異常な日本人は、
酷暑の中でも顔を隠し続け熱中症で卒倒しても決してマスクを外さず、
常に酸素が不足した状態にさらされ、
他者の表情を読み取れず、
本来は全く人体に無害な菌やウイルスでもすぐに体調を崩してしまうほど免疫が低下することにより、
脳や身体がどんどん衰えていき、経済でも文化でも民度でも科学技術でも、
世界でも相当遅れた発展途上国のレベルにまで落ちぶれてしまい、
私や私の周囲におられるような愛と感情にあふれた有能で生き生きとした活動的な1%の人々と、
常識と建前と世間体を唯一絶対的な神と崇める99%の畜群と、
まるでルーツの違う異民族のようにきれいに分かれていくものと予想しています。(written by 廃墟不動産投資家)