未来レポート 〜2030年の新幹線の車窓から~
===新幹線のグリーン車はほぼ全員が、
大声で楽しく会話しながらくつろぐ外国人(まるで上級民族)===
===満席の自由席の通路にまるで懲役を受けるかのごとく立っているのは、
通夜のように静まり返った日本人(まるで感情なき奴隷)===
今から7年後、2030年の社会の様子をほんの一部、お伝えします。
かつて、昭和時代の末期から平成時代の初期まで、
すなわち1980~90年代は日本人が豊かで、外国人は貧しい種族でした。
それが、もう2030年代となるとあからさまに真逆となります。
都心の高級ホテルはインドネシア人や中国人の客であふれ返っています。
一泊が10万以上で、日本人には手が出ません。
なお、せっかくの高貴な伝統と美しい自然にも関わらず、
2020年から始まった、なぜか鼻と口を白い布で無意味に覆い続ける気持ち悪い人民文化の影響から、
ニセコや京都などを除き、欧米人にとっては日本はやや不人気な国となりました。
チェックインなどかなり機械化されているものの、
清掃や備品の納入などスタッフは日本人の後期高齢者が担当しています。
2030年では、バングラデシュ人やパキスタン人も、
日本文化マニアを除いて、あまり出稼ぎに来てくれません。
日本の社会は専門家の予想よりもかなり早く変化しました。
平均賃金はもはやマカオや韓国には遠く及ばず、
タイやマレーシアにも追い抜かれてしまい、
日本人の若者は近くの東南アジアへ出稼ぎに行くことが多くなりました。
かろうじて、ベトナムやフィリピンよりはまだ豊かなものの、
現在のように日本へは働きに来てもらえず、
コンビニや飲食店はほとんどが無人で自動化されています。
都心や観光地を除く日本の一般の街は、
目は死んでいて亡霊のように白い布で鼻と口を覆った高齢者のみが歩いています。
このような内容は日本の悪口だと思われる方もおられるはずです。
しかし、実際には、これは単なる未来の事実の描写です。
我々のこの国をちゃんと褒めておきたいのですが、
日本人は今と同じく将来も、世界一真面目でおとなしくて礼儀正しい国民であり続けています。
例えば、極度の人手不足に伴い、都会でも無人販売所が激増していて、
新鮮な野菜が並べられ、ICカードリーダーが置かれていて、
誰も万引きすることなく皆がきっちり支払っています。
ちなみに、スーパーやコンビニが撤退した田舎では、
相変わらずアナログを貫徹している公務員が高齢者宅を訪問し、
AmazonやGoogleや新興の○○○ftにFAXや郵便で野菜や肉を代理で注文しています。
日本の特筆できる褒められるべきところは、
超こだわり抜いた食、手先が器用過ぎる伝統文化、
地球の四季が全て凝縮された大自然です。
そうした素晴らしさと共存しながら、
2030年の日本では、民族の滅亡へまっしぐらとも言える超少子化により子供の姿はあまり見当たらず、
少数派となった若者は諸外国へ出稼ぎに行ってしまっています。
なお、一部のリッチな中年は海外へ移住してしまっているので、
日本に残っているのは、少数の貧しい非高齢者と多数の高齢者です。
外国人向けのサービス以外、景気はめちゃくちゃ悪くなっています。
日本人のみの街では、400円弁当には行列ができていますが、
1500円のランチには誰も見向きもしなくなっています。
10年も白い布で鼻と口を覆って自己の吐き出す二酸化炭素をループして吸い続けた影響は大きく、
ほぼ全ての人が常にうつむき、何かにおびえながら誰とも話さず、
400円弁当の行列も死肉が群れを成しているように見えてしまいます。
外国人が観光地で、3000円のラーメンを安いとかうまいとか言って食っていて、
日本人は「3000円とか高過ぎてあり得ない」とため息をついているのは、
数十年前に、日本人がバリ島やバンコクで「一泊二食付きで5000円なんて激安であり得ない」と驚いていたことを想起させられます。
そのようなすごい変化が訪れているのです。
不動産投資の世界なら、高い物件は外国人、安いボロ屋は日本人向けです。
ちなみに、 廃墟不動産投資や 物件無料ゲットについては、物件をあまりリフォームせず激安物件として貸し出せば、
人口減にも関わらず、入居者が今より増えていき、皮肉にも将来性はさほど悪くありません。(written by 廃墟不動産投資家)