目的からずれてしまう人が多数 後編
前編からの続き 本来の目的からどんどんズレて、不必要で無駄なことばかりに時間を使うのは、
多数派の日本人の精神病的な傾向でもあり、特に勉強的な意味で頭の良い人や真面目な人が陥ります。
何か非常に小さな問題が起きた時、それをちゃんと解決しようとたくさんの事務をこなします。
要領の良い人のように、曖昧なままのらりくらりかわそうとしないのです。
本来は未知なる大きな成果に対してクリエイティブであるべきなのに、
めったに起きないようなネガティブなことに脳をフル回転させ、
楽しくもなく儲からない作業や事務を次から次へと作り出します。
「一切の問題が起きないように事前に完璧に対策しておこうとすること」
自体が問題であると気付けないのです。
すなわち、万が一(=10000分の1の確率)のことを考えてその対策に拘泥してしまうと、
それによって10000分の9999の確率である、「何もしなくても何も問題が起きない」という可能性や自由が失われます。
「何かあってからでは遅い」と、何の問題もない状態からいろいろとリスク回避のための行動を取るが、
そのこと自体がリスクになっているのです。
例えば、風邪をひいて数日寝込むという問題を回避するために、
いまだに白い布で鼻と口を4年間も覆い続け、免疫が激減している愚かな大衆が好例です。
つまり、多くのことは何かあってから対応して十分だと言えます。
行政への手続きは、間違いを指摘されたときにはじめて、慌てて修正しましょう。
「これで完璧ですか?」と尋ねに行くと、重箱の隅を突いたような間違いを指摘されるだけです。
本来は絶対にチェックされない小さなミスも、
それが不安になって「ここは大丈夫ですか?」 と聞きに行くと、
相手は責任を逃れるために本来はいちいち見ないような超絶細かいところまで確認されて、
「ここはこう訂正なさったほうが、、、」と指摘を受け、またそれに対応する、ということが繰り返されます。
時間が有限の人生において、
理想なのは、楽しいことばかりやって生きることです。
趣味や遊びなど、儲からないけど楽しいならもちろんやるべきですし、
儲かるし楽しいことなら理想的です。
また、楽しくないけどもめちゃくちゃ儲かるなら、億万長者や富豪でない場合は積極的にやるべきです。
しかし、儲からないし楽しくないことなど、人生の中で本来は1秒もやってはいけないです。
税理士 行政書士 司法書士 弁護士 土地家屋調査士 など、
何とか士と呼ばれる人たちに「何々しておいた方がいいですか?」と質問してはいけません。
彼らは悪気があるわけではないのですが、誰も知らないような難しい書類や手続きを求められ、
それをやっていないことを過度に不安に思わされ、
激レアDVD(動画コンテンツ) 廃墟不動産投資家の異常 激安リフォーム 宇宙一決定戦
それの代行として高額のお金を払わなければならない羽目になります。
服屋さんで、「この服、自分でも似合うと思うのですが、どうでしょう??」
と尋ねると必ず「はい、お似合いです」と言われます。
似合っているかどうかに関わらず同じ回答になるはずであり、
それと同じ理屈です。
「この書類を提出しておいたほうがいいですか?」と尋ねると必ず「そうしたほうが心配いらないです」と言われます。
それは楽しいことではないし儲からないです。
それを省略したとしても問題はおそらく起きないですし、
もし起きたとしてもその時に対応すればいいだけです。
何度もリピートしますが、何か問題が起きてしまうことを心配してしまうこと自体が本当の問題なのです。(written by 廃墟不動産投資家)