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一般庶民の真実とは

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庶民感覚など、生活していく上では特に要らない。

庶民的の雰囲気を醸し出したり、庶民派ぶることも不要だ。

庶民とは、国民の多数を占める普通の人々という意味だ。

ちなみに、貧民という意味ではない。

庶民の行動原理 経済感覚 生活習慣 を研究し、読み取ることが大事だ。

庶民を研究、というと貴族っぽく聞こえて嫌味な感じかもしれない。

私は庶民派ぶることが好きではないから、自分のことを庶民と思ったこともなく、言ったこともない。

ただ、この世の中、特に日本は庶民によって動かされ、庶民が絶大な権力を持ち、

庶民による庶民のための経済構造が確立している。

庶民をしっかりと理解するべきだと常々思っている。

私が、貸家を作るときに、とにかく低家賃にこだわるのは、そのためだ。

100%の地主、95%の投資家が気付いていない、庶民の真実がある。

庶民は本音では、とにかく安さが一番、と思っているのだ。

サービスが悪くても、品質が悪くても、群を抜いて安いお店に庶民は群がる。

リッチな人たちは、価格でサービスを選ぶことがない。

だから、庶民がまさか「安けりゃ何でもいい」と思っていることを知らないのだ。

庶民も、表立って「安けりゃ何でもいい」とは決して言わない。

私は、庶民の深層心理を観察対象にしているので、庶民がどういう思考回路でサービスを選んでいるかが外部から理解できる。

割安、激安、とにかく安く、、だ。

貸家でも何でも、品質は低くてもいいから、尋常ではない圧倒的な安さで売り出せば、お客は付く。

リッチな人たちは、「そんなことじゃあ満足度が得られなくない?」「価格よりやっぱクオリティーだよ」と心配すると思う。

庶民の満足度の最も重要な基準として、「価格」がある。

価格が尋常ではなくお得であるなら、満足度はしっかり得られるのだ。

ズバリ、庶民は何かにつけて「価格」「安さ」を一番重視しているのだ。

庶民自身ですら、普段は意識していない盲点だ。


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