究極の入居者募集法!略奪営業企画の様子 前編 写真3枚あり
略奪営業とは、私が考案した言葉です。
激安で購入した過疎地の物件に、
無理やり入居者をねじ込む禁断の極秘奥義、不動産投資の超変態技術です。
立地的に誰も入らないエリアにある、しかもボロ物件に、入居者をある方法で入れてしまう技です。
先日、その技術をお教えする実習企画を実施しました。
その様子をご報告します。
企画の日に、15軒ぐらい訪問しました。
無視された割合 0割
笑顔で対応してもらった割合 10割
こちらから話を終えない限り延々としゃべってくれる割合 9割
プッシュすれば家の中にあげてくれそうだった割合 7割
実際に家の中に入った割合 3割
訪問して喜んでくれた割合 10割
営業だと思われた割合 0割
握手しようとすれば握手できた割合 8割
実際に握手した割合 3割
まず、私と講師(=私のコンサルの卒業生さん)が参加者さんに企画内容を説明している最中に、講師が突然ピンポンを開始しました。
インターホンを見ると押してしまう、単なる習性だと思います。
ピンポンを押して一言目に
「家賃はいくらでお住いですか~? (*^-^*)」
と笑顔で爽やかにいきなり本題を尋ねました。
住人もあまりにいきなりなのでついつい即答。
家賃の金額を聞いて即、住人の許可を得て家の中に上がり、
※ピンポンを押してから家の中に上がるまで約20秒
何と講師が家の中から、上から目線で住人に「引っ越ししましょう」と諭し始めました。
講師が玄関の上で、住人が玄関の下という、全く逆の立場になりました。
これは、講師は狙っていたわけではありませんが、
心理的には、お客に対し、上の位置から話すことは重要です。
態度は丁寧に下からにすべきですが、場所は上からが良いのです。
他にも太陽をバックにすることも効果的です(ハロー効果)。
廃墟不動産投資で、独自の心理ノウハウは大量に蓄えています。
ポケットに手を突っ込んで、あり得ないほど余裕で話していきます。
笑顔で爽やかに、本題をいきなりサラリと言うことがポイントです。
そして極めて図々しく、軽い感じで営業していきます。
営業と言うか、「そうすることが当然」という雰囲気を出していきます。
ピンポンを押して全く知らない人の家に一瞬で上がり込むことは、
一般常識的に、誰もそんなことが実現可能だとは思っていないと推測しますが、
やってみると意外とできるものです。
そして、住人の家の内部を観察して、
「うちのアパートのほうが安くて広くてきれいですよ 引っ越しするのがお勧めですよ (*^-^*)」
とニコニコしゃべっていきます。
もちろん、住人はすぐにOKするわけではなく、
「わしゃあ足が弱くてな」
「ずっと住んできたからなぁ」
「ヘルパーさんも来るし」
などといろいろ話し始めます。
そういう話に、しっかり耳を傾け、会話を続けていきます。
端から見ると、孫とおじいちゃんのようでした。
訪問営業では、出会って数十秒で家族のように接することがポイントです。
こちらが住人のことを家族のように思うと、相手もなぜかそのように思ってくれるのです。
このような理論には懐疑的な方がほとんどだと推測しますが、
実際にそうなるので、やってみることがどう考えてもお得ですね。
あくまで実習なので、参加者の方に略奪営業のシーンを見せています。
突然ながら、大変面白い絵になりました。
参加者さんはかなり爆笑しておられました。
そのあとも、あらゆる人にピンポンして話しかけまくり、いきなり、
「家賃はいくらでお住いですか?(高い場合、)引っ越しましょうよ!」
と笑顔で爽やかに勧誘してきます。