なぜ、高級車と高級腕時計と高級クラブと高級タワマンにお金を使ってはいけないのか?
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私はこのブログを始めた
大昔から一貫して、
基本的に誰もが、
高級車と
高級腕時計と
高級クラブと
高級タワマンに
お金を使ってはいけないことを
力説しています。
なお、元から高級車が大好きで、
幼少の頃からそれに乗ることが
人生の目標だった場合や、
腕時計が本当に大好きで、
形とかデザインが気に入って、
どうしても欲しいと思ったら
それがたまたま超高級なものだったとか、
単純に投資目的であったり、
節税のために必要なときは
例外です。
「高級車と高級腕時計と高級クラブと高級タワマンにお金を使うべきではない」
私がいつも言っている、
「高級車と高級腕時計と高級クラブと高級タワマンにお金を使うべきではない」
とは、
「とりあえず金持ちになったら高級なタワマンでも買うか」とか、
「他に使い途が思い付かないので、さほど楽しむわけでもなく高級クラブで豪遊する」
といったケースを想定しています。
あるプロ野球選手は、年俸が1億円を超えたので、
全然時計など興味を持っていなかったにも関わらず、
10万・100万・1000万の値札を見て、
「ん~、よく分からないけど一番高いのください」
と高級腕時計を買いました。
仮に、店員が値札を
付け間違えていた場合でも、
絶対に気付けなかったはずです。
つまり、10万のものに
1000万を払っていても
認識できないのです。
なぜ、私は前々からしつこく、
「高級車と高級腕時計と高級クラブと高級タワマンにお金を使ってはいけない」
と主張するのでしょうか?
それは、
年収5000万でも
年収500万のような
暮らしが必要だと
考えているからです。
お金持ちになっても、
お金を高級車や高級腕時計や
高級クラブや高級タワマンに
注ぎ込んでいたら、
しばらくすると突如として
豊かさを失います。
あまり知られて
いないのですが、
過去に事業で
大儲けしたり、
すさまじい
億万長者だったり、
大金持ちで
有名だったりした
人が、
いつの間に
普通の庶民レベルとか、
さらに
貧しくなっているケースが
非常に多いのです。
ちょうど、ドキュメンタリーで公開されていたのでここに実名を挙げますが、
1980~90年代に大流行したLINDBERGやBOØWYなど、
プロデュースしたアーティストを超絶ヒットさせた月光さんというプロデューサーは、
当時は年収5億で毎晩高級クラブで豪遊していたようです。
しかし、今の収入はわずかばかりの年金のみで、
庶民またはそれ未満のひもじい暮らしを強いられています。
一度、大金持ちになった人の
過半数は、
そのような人生と
なってしまいます。
桁違いの年収を得るようになると、
たいていの人(男性)は
高級腕時計をはめて
高級タワマンから高級クラブへ
高級車で乗り付けるように
なります。
しかし、年収が0.5億、
5億、25億など
いくらであっても、
それをずっと維持している人は
非常にまれです。
その凄まじい年収は、
瞬間最大風速であったことが
後になって判明します。
稼ぎ続けている人は少ない
だからこそ、少年時代からの
真剣な人生の夢でない限り、
高級車や高級腕時計や
高級クラブや高級タワマンを
購入してはいけないのです。
仮に年収5000万でも、
年収500万の人のように
暮らしておけば、
もし年収が2000万にまで
激減してしまったとしても、
ほぼ何も困ることなく
人生を送れます。
もう少しありふれた話だと、
年収2000万だった上場企業の
高給取りのエリートサラリーマンが、
老後になぜか貧乏になってしまう
ケースが挙げられます。
その理由は大変明快で、
年収2000万のときに
年収2000万の消費を続けていたため、
退職後に年収が年金のみの
200万に大きく減ってからも、
生活を現役時代のまま変えられず、
結局は老後のヨボヨボな
時期に貯蓄が枯渇してしまうのです。
あなたが金持ちであっても
普通であっても貧乏であっても、
高級車と高級腕時計と
高級クラブと高級タワマンに
お金を使うことが
いかに恐ろしいことか、
ほんの少し
お分かりいただけたかと思います。
(written by 廃墟不動産投資家)