お金の使い方は稼ぎ方よりもちろん難しい
お金については、「稼ぐ」方法を教える人が多数です。
なぜなら、お金に関しては「稼ぎ方」を知りたがる人が非常に多いからです。
当然、稼いだ後は「使う」ことになりますが、
実のところ、そっちのほうが遥かに奥深く、難易度が高いです。
正直なところ、稼ぐことは、本を読んだり誰かに教わることにより基本的には誰でも実現が可能です。
お金の稼ぎ方はその手法が無数にあふれていますし、私の考案した廃墟不動産投資や物件無料ゲットを含め、
年収1000万ぐらいまでは、知識や学歴や個人の能力に関わらず、一定期間コツコツ取り組めば到達します。
仮に、会社員を辞めて独立し、延々と助成金ばかり申請するだけでも年に1000万は稼げます。
※ただし、それは本来は単なる不要な書類事務であり、特に他者にも貢献できず、満足を得られる面白い仕事ではありません
お金を稼ぐことは難しくありませんが、使い方に関しては、教える人も教えてもらいたい人も大変少なく、
それゆえにたいていの人がかなり下手です。
高給取りのエリートサラリーマンが生活のために借金していたり、独立して2000万稼いでも心が貧しいままであったり、
年収3000万でも慢性的な金欠だったり、5000万を得ても全然豊かになっていなかったりします。
お金の使い方に関して、超絶に重要なポイントとして、
・モノではなく経験
・世間体より自分
の2つをものすごくざっくりと挙げます。
稼いだお金をモノに費やしてしまう人がなぜか大半です。
投資目的を除いて、お金は、マイホームや車や腕時計ではなく、経験に使うことをお勧めします。
例えるなら、10万円でスノボの道具一式をそろえるより、手ぶらでレンタルでスキー場へ10回行くほうが圧倒的に有意義です。
そして、モノよりも、自由な時間や空間、友や恋人や家族との交流などにお金を使ったほうが自分を確実に喜ばせられます。
また、世間の目を気にしてお金を使う人だらけなところ、他人がどう思うかは何も気にせず、
自分が楽しいかどうか、自分が幸せに近付けるかどうかのみで、お金の使いみちを判断してほしいです。
例えるなら、20万で高級なスーツとソファーを買うのではなく、
普段着のまま仲間と共に欧米を旅するほうが絶対に人生が充実します。
公園に行って、猫の暮らしと一般庶民を比較してみるのも分かりやすいです。
一生懸命にお金を稼いで無理してブランドのバッグを買ってみた人間より、
ひなたぼっこしてウトウトしている野良猫のほうが遥かに幸せそうです。
人よりも野良猫が幸せなのは、モノよりも自由を優先し、他人の目よりも自分がどう思うかを完全に重視しているからなのです。(written by 廃墟不動産投資家)