廃墟不動産投資より物件無料ゲット
私が世に送り出した2大投資手法のうち、
総合的には廃墟不動産投資より物件無料ゲットのほうがお勧めできます。
物件無料ゲットは、貸すだけではなく売ることができますし、
しっかり投資できるからです。
そして、廃墟不動産投資のようにオーナーの意向に左右されません。
そもそも、全くお金を持っていない人はしっかり投資する選択肢を持っていないないので、
廃墟不動産投資でコツコツ収入を増やすべきです。
例えば、3万で借りて掃除だけして3.4万で貸すような取引を10回繰り返し、
毎月4万の副収入を得ます。
ある程度の年収の人から見れば、
「毎月4万なんて一晩飲みに行って終わりじゃん」と思われるかもしれませんが、
数万円のお小遣いという謎の家庭内経済的奴隷制度で生きる男性や、
ごく普通に暮らしているだけなのに給料前には所持金が数千円しか残らないような極貧のフリーターや派遣の人からすれば、
毎月4万が働かずに入ってくるのはとても魅力的なことだと思います。
そして、少し資金に余裕のある人は、
物件を無料で手に入れて100万で直して4万で入居者を募集しつつ、
200万で売りにも出します。
貸せたら利回り50%で、売れれば100万の利益です。
貸せた後からでも売れるので、貸すほうについて重視することを推奨します。
物件無料ゲットは、決して損しないパーフェクトな不動産投資です。
ちなみに、物件マイナス円ゲットの場合、損しないどころか、
購入した時点で利益が確定するので、物件無料ゲットよりもさらに理想的な不動産投資なのですが、
再現するのがなかなか難しいと思います。
それでも興味ある方は、毎月5〜6軒ペースで物件をマイナス円でゲットし、
それだけでサラリーマンの年収ほど稼げてしまっている事例をのぞきに来てみてください。
廃墟不動産投資は一般不動産投資に比べリスクが100分の1ほどです。
それでも、確実にリスクが存在します。
不動産投資なのに、「投資できないこと」がリスクです。
空き家のオーナーによっては、こちらがある程度投資したことを知ると、
不動産の価値が上がったので売ろうとします。
そして、入居中であっても売ることができる、といくら説明しても高齢による脳のスペック的な問題からそれを理解できない人が多く、
無理やり賃貸の契約を打ち切ろうとしてきます。
もちろん、そのようなリスクを踏まえて、オーナーとの間の契約は普通賃貸借で結んでいるので、
契約期間の満了とともに強制退去させられることはありませんが、
ちょっとした法的トラブルの状態に陥ってしまいます。
振り返ると、私は過去に120軒ほど廃墟不動産投資で物件を扱い、
そのうち4割が京都で、6割が京都以外の大阪や岐阜などです。
私は京都出身で京都に縁があるから4割も京都の物件を扱っているのですが、
廃墟不動産投資でオーナーが売却しようとしてきた例では、
100%が京都のオーナーです。
京都以外のオーナーから売却の話が出たことはありません。
地価が上がっていたことや、京都の人は建前と本音の乖離が地球上で最も激しいことなど、
地域特有の事情があるとは思いますが、やはり、廃墟不動産投資自体のリスクとして、
ある程度直してしまうと、オーナーの売りを誘発してしまうことが挙げられます。
3万で借りて掃除だけ済ませて3.4万で貸す分には、途中で契約を終了されても問題ありませんが、
それでは全然儲かりません。
しっかり儲けようとして、3万で借りて100万ぐらい投資して7万で貸そうとすると、
オーナーが売却しようとして賃貸の契約を終了させようとしてくるリスクが生まれるのです。
それは一応、京都在住のオーナーのみの現象かもしれませんが、
やはり廃墟不動産投資のリスクとしては注意が必要です。(written by 廃墟不動産投資家)