大量に転がっている儲け話と、モチベーション 後編
前編からの続き …が良いとよく言っています。
5~6年前に、どこかの私鉄の車内広告で、
「やりがいがない月50万の仕事より、やりがいのある月30万のほうを選ぼう」
という、どこかの経営者が若者や大衆に向けて語った言葉が批判を浴びました。
その一方で、他のどこかの私鉄は、ゆるゆるのキャラクターが、
「今日もがんばったね、えらい!君は最高だよ!」
みたいな無根拠の優しい言葉を掲載し、そちらは絶賛を浴びていました。
「がんばって年1億よりがんばらずに年3000万」というのは、
5月25日(土)15~17時 単発の会費2万の現場見学会 in 福井県 17時半~ 割り勘で懇親会
初心者の状態のまま、一棟ビルや全空マンションなど物件を大規模に借りることに成功し、
マイナス円ゲットも何軒か見込めそうな、夫婦で廃墟不動産投資に取り組むコンサル生さんの物件の見学会
お申込みはこちら
「がんばって月50万よりがんばらない月30万」ですら批判されるのであるから、
世間的には頭がおかしいと思われるかもしれませんが、
やはり、モチベーションが不足していると、
せっかくいろんな儲け話や素晴らしいビジネスの案件が舞い込んできてもスルーしてしまうことが多く、
そのこと自体は非常にもったいなく感じています。
かと言って、やはりモチベーションが不足しているので、
なかなか動けない状態のままなのです。
通常、お金を稼いでもさらにがんばる人というのは、
基礎的な欲望の強いことが多く、
例えば、3000万の高級車を持っていても、
今の3台ではなく10台や20台は欲しいとか、
2億のタワマンに住んでいてももっと5億とか10億のところに引っ越したいと思っていたり、
高級クラブで毎日100万使っていても、もっと気軽に200万とか300万 使いたかったり、
そうした欲望がモチベーションとなって、さらに稼ぐことに対してエネルギーが生まれます。
私は高級車や高級腕時計や高級クラブや高級タワマンに興味がないので、
モチベーションが全然わかないというわけです。
サラリーマンと同じぐらいの収入を得て、仕事を辞めてしまった人も、
私と同じようなパターンの人をちらほら見かけます。
私は頻繁に海外に出かけているので、まだお金の使い道がありますが、
高級腕時計・高級車・高級クラブ・高級タワマンに興味がなく、
海外旅行も美味しい食事も、その他、一般的には不純と決められているようなことにも関心を示せない人の場合、
なかなかお金の使い道がありません。
そして、お金を増やしたり儲かったりする話には関心がなくなってしまい、
もったいない思いをしてしまいます。
そこで、これは歴史的な偉人や成功者と共通する考えですが、
高級タワマンなど自分のためではなく、
日本民族とか人類とか社会全体の発展のために自分ができることは何だろうかと考え、
もしそのことについて、いても立ってもいられない欲望が出てきたとき、
仮に高級クラブなどに全然興味がなくても、
金儲けの話に飛びつくことができます。
そして、必要な資金が壮大なため、そのモチベーションは高級腕時計や高級車などへの欲望を上回る可能性を秘めています。
国家規模や人類規模で課題を解決しようとする場合、
もっと大きな金額が必要となり、いくらでもモチベーションをかき立てることができます。
私はどうしても高級クラブや高級タワマンなどには関心を示せないのですが、
大衆や自分の民族や多くの人々のために、
きれいごとではなく、自分の利益などは度外視して貢献したいと思えるようになりました。
これは人生初です。
これにて、ようやくですが、ビジネスやる気なさ過ぎ状態を徐々に脱することができそうです。
これは高次の自分からのプレゼントだと考えています。
このことも私は極端に運が良いと思っています。
廃墟不動産投資家は芸名として名乗り続けますが、
不動産投資家という範疇をいずれ超えていくことになると考えています。(written by 廃墟不動産投資家)