不動産バブルでも、田舎のボロ家は無価値化の流れ 前編
ネットやメディアで見るような世間の声だとあまり聞かれないのですが、
いよいよ、久々にしっかりとした好景気が始まっているようです。
一般の勤労者ではなく、自営業者や経営者はたいてい、今は景気が良いと思っているはずです。
日経平均も過去最高値を更新しましたが、バブルっぽさがなく本物の業績を反映していますし、
ビットコインや金も同じく、緩やかながら天井知らずの高騰が続いています。
私の周りでは民泊と、 廃墟不動産投資・ 物件無料ゲットをはじめとした不動産経営の人が多いです。
民泊は言うまでもなく、インバウンドのバブルで今はほとんどの人が
高い売上を達成し、立地や初期費用を間違えてしまった一部の人を除いて、
相当儲かっているようです。
民泊は、私のノウハウのようにボロいまま安く貸すのではなく、
Airbnbなどのレビューが集客に非常に重要なので、
宿泊費を高く設定してでもきれいに直さなければなりません。
私の影響を受けすぎている人は注意が必要です。
廃墟不動産投資・ 物件無料ゲットなどを手がける不動産経営は、あまり景気の影響を受けないので、
不況のときと比べても、そんなに儲かっているわけではありません。
なお、お金を余らせて使い道のないような人が目立ち始めてきているので、
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入居付けした古い家を数百万で売るのは、今が良い時期かと思います。
廃墟不動産投資・ 物件無料ゲットに関して、今日は一つ、注意点をお伝えします。
不動産全体で見ると、日経平均やビットコインなどと同様に、価格はどんどん上がってきているのですが、
田舎のボロ家に関しては無価値化の流れが顕著です。
今、久々の好景気に浮かれている人が増えているものの、
将来を統計的に見てみると、不動産事業は全く楽観的になれません。
純粋な投資を除いて、不動産の実需とは、
20~30代の人が家族を持って新居を構えるときがメインです。
なんと、30年後の30歳は現在より3割も減ることが統計上、すでに決まっています。
不動産の本来の需要がそれだけ減ってしまうわけなのです。
人口の変化は均一ではなく、都会はさほど変わらず、田舎が激減します。
帰国後もフラフラ旅している私は、日本のいくつかの町で市民だよりのような広報誌を見かけました。
地方の小さめの自治体だとあまり個人情報が厳しくなく、
最後のページ辺りに「お悔やみ」と「おめでとう」の人が載っています。
亡くなった人と生まれた赤ちゃんの名前です。
いつも気付くのですが、当然のことながら、「お悔やみ」の方が多く、
ある数万人の小さな市では生まれた赤ちゃんが10人、亡くなった人が50人、
つまり、毎月40人も減っている計算になります。
その場で計算した記憶では、30年ほどで人口がゼロになる数字でした。
また、ここ数年はどの通貨と比べても、どんどん日本円が安くなっています。
私は頻繁に海外旅行しているので、日本の衰退をよく感じるのですが、
そもそも日本は政府や行政など社会システムは優秀な人達により非常に賢く作られています。
問題なのは大衆です。
すなわち、一般人は無思考で非常に頭が悪いです。
なお、このブログを見てくださっている方は、全く一般人ではないのでぜひ同調してください。
よく、行政が悪いとか、政治家や官僚が無能だとか、増税メガネの総理大臣とか、
社会制度の文句を言っている人がいますが、…. 後編へ続く(written by 廃墟不動産投資家)