商売の真実を探る③ ~まだまだわからない点が多い~
事実は事実として受け止める必要がある。
私が理解できないだけで、実際にそこに通う多くの人がいるわけだ。
一緒にいた社長は、「大将はああいう人だし、慣れてくりゃあ酒も美味しくなるんだよ。」と言われていた。
もしかすると、お客は「不快で過酷な状況」を楽しんでいるのかもしれない。
私は我慢が大嫌いだが、それはかなりの少数派の日本人だ。
99.99%の日本人は我慢が大好きだ。
だからあえて無意識に毎朝、満員の時間帯に合わせて電車に乗っている。
立ち呑み屋は、皆が大好きな「我慢」を提供しているから、流行っているのではないか?
私は常々一切我慢しないので、単にその店は苦痛なだけであったが、ほとんどの人は我慢が大好きなので、強烈に我慢を強いてくる店にははまってしまうというわけか?
これが正解かどうかはわからないが、私の中では納得できる仮説だ。
世の中にはまだまだわからないことが多い。
我慢を売って儲けるのは簡単かもしれない。
「何か簡単に売れるものないですか?」とコンサルを求められたら、「じゃあ我慢でも売ってみては?」と答えていいのかもしれない。
しかし、本質的にそれは卑劣な商行為だ。
本当に売るべきものは、我慢なんぞつまらんものではなく、感動だ。
そのほうがはるかに難易度は高いだろうが、とびっきりの感動を売ったほうが楽しいはずだ。
感動こそ、真に売るに値するものだ思う。
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その店が流行ってる理由(さっと想い付いたもの↓)
・食べログで評価が高い(誰かが作為的に評価を上げている。その際に小うるさいおやじを名物として売り出しているかも。)
・会社員の帰り道にあり、立地がいい(駅近いなど)
・人のごちゃごちゃ感が活気があるという風に客に受け入れられている。(会社帰りのサラリーマンはそういう場所で飲むことを居心地よく感じるひともいます。リーマンぽくてカッコイイ的な・・笑)
ちなみに自分は今から出社ですw
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>M.ドライさん
すごい!
それ、全部正解だと思います。
店は大阪駅の真下で、超駅近です。
名物おやじに反発していたのはなぜか私だけでした。