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仮想通貨と安定収入(廃墟不動産)の考え方について

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前々回からの続き

 

 

仮想通貨の高騰と、儲かるけども最初はしばらく面倒臭い不動産投資の関係性について、シリーズで述べ続けています。

 

 

私の20代半ばの経験をお伝えします。

 

 

ライブドアの社長として登場した堀江さん(ホリエモン)が世の中を賑わしていた2004年頃、

 

私はあるいくつかの株に投資していました。

 

 

わかりやすく、全て1万株単位で購入していたこととします。

 

 

一番すごいことになった、とある株を60円程度(1万株で60万円)で仕込みました。

 

 

しばらくは60円程度で落ち着いていましたが、徐々に上げていき、75円ぐらいから火が付き始めました。

 

 

どんどん値上がりし、ついに100円を突破し、さすがに私は売ってしまいました。

 

 

60万が100万になりました。

 

 

しかし、その株はほとんど休むことなく、どんどん高くなっていきます。

 

 

自分が売ったあとも上がっていくのは損した気分になるものですが、

 

あまりに上げていく様子を傍観し続けることは難しく、130円になったところでやむなく買い戻しました。

 

 

調整は全く無いと言っても等しく、その後、順調に上がっていきます。

 

 

たった2週間で株価は200円を突破し、あまりに激しい上昇なので、私は再び売りました。

 

 

しかしながら、200円とか250円などという節目など存在しないかのように、延々と上がり続けます。

 

 

上げ幅は日に日に拡大を続け、何と300円、400円も超えてしまいました。

 

 

もう明らかなバブル状態になっているので、手出し無用とは思いつつも、

 

かなり低いところで売ってしまっていることの後悔に耐えられず、私は再度、買い戻しました。

 

 

450円(450万)で買い戻したので、かなりの恐怖がありましたが、そうした時間はあっという間に過ぎ去っていきました。

 

 

株価はさらにスピードを上げて、連日のようにストップ高を繰り返します。

 

 

異常の度合いが未知なるものでした。

 

 

ついに900円に到達し、私はいくら何でもこれは絶対にバブルだから、崩壊する前に退避しようと決意して売却しました。

 

 

もっと高くなるかもしれないが、ここから先はもう触れてはいけない領域だと強く思いました。

 

 

たった半月で130万が200万になり、450万が900万になったのだから、ここまで稼げば十分だと自分に言い聞かせました。

 

信じがたいことに、その株の狂乱相場はここからが始まりでした。

 

 

友人や知人から、

 

「なぜあの株を持たないのか?もっともっと上がっていくから、全力で突っ込んだほうがいい」という声が聞こえるようになり、

 

バブルの最高の頂点にも見える1350円(1350万)で3度目の買い戻しを敢行し、そこからは本当に驚異の連続の日々となりました。

 

 

70円が80円になって大喜びしていた日から1ヶ月も経たないうちに、

 

2000円、3000円をサラリと通過し、ついに4000円の大台に差し掛かりそうなところ、

 

私は壮大なこのチキンレースに負けるという、最終的な、いや哲学的な結論を出して、

 

3900円(3900万)で売りました。

 

 

負けると言っても、10日ほどで1350万が3900万になっているので、

 

当時の20代にしてみれば、すさまじい投資の結果を出すことができました。

 

 

2017年の現代では、どこにでもありがちなしょぼい話ですね。

 

 

20代の人たちが「お前、まだ億ってないの?」「とりあえず億りましょ」なんて普通に言っています。

 

※「億る」とは「仮想通貨の投資で億を稼ぐ」という意味です

 

 

話を戻すと、私がその株を3900円で売ってからも、調整はほどほどに、狂乱相場が毎日展開されていきました。

 

 

私はもう、知人から話を聞いても、一切その株のチャートなどを見ませんでした。

 

 

「5000円、6000円、いや10000円になっているかもしれない、でも必ずこの大相場の崩壊がいつか起きるはずだ」

 

と思い、「明日は7000円か!?」という周囲の声を右から左へ流しました。

 

その後、暴落に次ぐ暴落で、その株が阿鼻叫喚の地獄の相場と化したことは言うまでもありません。

 

 

買いが存在せず、全く売ることができない奈落の底へ、ナイアガラの滝のように値が落ちていきました。

 

 

この株の話の途中までと、今の仮想通貨は少し似ていると思いませんか?

 

 

仮想通貨のほうがもっとすごく上昇していますし、

 

20倍、30倍になったとしても、今の基準からさらに5倍、10倍になるかもしれません。

 

 

でも、100倍になろうが1000倍になろうが、いつの日か必ず、人間の想像を遥かに超える大暴落が起きます。

 

 

もちろん、人類の経済の歴史上初めて、それが起きないかもしれない可能性もあります。

 

 

つまり、スーパーバブルを経て、ほとんど崩壊せずに価格が安定して落ち着く、という可能性です。

 

 

しかしながら、崩壊が今晩なのか3日後なのか、来月なのか半年後なのかはごく一部の情報筋を除き、

 

誰も知ることができません。

 

 

だからこそ、私は仮想通貨は「余裕資金のみ」で投資すべきだと主張します。

 

 

余裕資金とは、私の定義では500万を超えた部分のお金です。

 

 

800万を持っている人なら余裕資金は300万ですし、1500万の人なら1000万です。

 

 

このブログをお読みになっている方々の半分は、

 

「今の時代にそんな余裕資金を持っていない超貧乏人なんて存在すんの?」

 

という感想をお持ちかもしれません。

 

 

そして、もう一方の半分の方々は、

 

「やべー、俺、余裕資金はほぼ持ってないわ、、」

 

とお感じかもしれません。

 

 

後者の方は、仮想通貨には手出ししないことをお勧めします。

 

 

そして、1年後や数年後、余裕資金をしっかり確保して、

 

その頃は今の仮想通貨以上の何かが出現しているかもしれませんが、

 

 

新しく大きなチャンスがあれば、

 

瞬時に飛びつくことのできるような経済状況を作っておく必要があります。

 

 

私が世に広めつつある廃墟不動産投資と物件無料ゲットは、

 

余裕資金のない人が余裕資金を作っていくための取っておきの飛び道具です。

 

 

この話はまだ続く

 

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