廃墟不動産投資や一般不動産投資で着実に稼げるようになるには?
廃墟不動産投資の真髄とは、
やはり、空き家のオーナーに信用してもらうことです。
一般的な不動産投資では、金融機関に信用してもらい、お金を借りて物件を買います。
廃墟不動産投資では、空き家のオーナーに信用してもらい、物件を借りて物件を貸します。
空き家のオーナーに連絡する方法の中で、
「住所と名前だけで電話番号を調べる」
というノウハウが存在します。
しかし、1年間で10軒契約を取った、最も成果を上げたコンサル生さんにはこの電話の方法を伝えていませんでした。
電話の方法は「ノウハウ」です。
「ノウハウ」も有効なのですが、「マインド」ができているほうが確実に強いです。
そもそも、あれこれノウハウを実行するより、
「知らない人にガンガン話しかけて、笑顔でソフトな雰囲気ながら、次から次に厚かましく図々しいお願いをする」
ということのほうが重要です。
それこそが「マインド」です。
廃墟不動産投資自体、そこまで厚かましく図々しいとは思っていないのですが、
どうしても皆さんは、真面目過ぎるというか、
「このキーワードを話せばオーナーは転貸を承諾する」
のような、「ノウハウ」を求めます。
廃墟不動産投資がうまくいっている人は、
「ノウハウ」より、「マインド」ができています。
例えば、物件無料ゲットが得意なコンサル生さんは、
私が「空き家探しは、まず自分の縁のあるところで」
と教えたのにも関わらず、そんなことはすっかり忘れて、
ふらりと出掛けた全く縁のない旅先などでオーナー探しを実施し、
結果として即日で、空き家の所有権自体をもらったりしています(物件無料ゲット)。
なぜそういうことが可能だったかというと、「マインド」ができているからです。
私がコンサルでいくら細かくしつこく詳しく「ノウハウ」を教えても、
「マインド」ができていないと、ほとんど前進しません。
逆に、「マインド」ができていると、「ノウハウ」無しでもうまくいってしまいます。
かなり以前の話ですが、シェアハウス投資の創始者であるOGAさんは、
拙著が出版される前、私がまだ一切雑誌などに出ていない頃、
私が廃墟不動産投資のことを数分話しただけで、
「何それ、いーじゃん、俺もやろーっと」
って軽く言って、数日後に、
「あのさ、空き家なんだけど、近所のおばちゃんに借りてきたよ で、面倒だから、俺、何も直さずに5千円上乗せして貸しちゃったんだよね」
ってさらりと報告してくれました。
このように、廃墟不動産投資は「マインド」ができていると、すぐできます。
ということで、かねてから私は「ノウハウ」より「マインド」に重きを置いています。
ほとんどの方は「マインド」より「ノウハウ」をお求めになるのですが、
「マインド+ノウハウ」
「マインドのみ」
の場合にうまくいきます。
マラソンに例えると、「ノウハウ」は走り方で、「マインド」は体力です。
走り方に詳しくても体力がなければ、走り方は知らなくてもすごく体力のあるランナーにすぐに負けます。
つまり、マインドなきノウハウはあまり意味がありません。
例えば、住所から連絡先を見つける方法は、効率的にオーナーの連絡先が収集できるものの、
そこからの進め方はやはり「マインド」が重要だということです。