空き家工事のボランティアの意味をはき違える投資家が多数!!


 

この記事は2分半で読めます

 

私は拙著の中で、活動初期の頃はふんだんにボランティアさんを活用していたという旨を記しました。

 

 

空き家の簡単なリフォームを、ボランティアの人たちに任せていたのです。

 

 

不動産投資のリフォームでボランティアさんを活用するとはかなり画期的なアイデアだったようで、

 

多くの不動産投資家、特にボロ屋を対象にする不動産投資家さんに、

 

このボランティア戦術がある程度の流行となりました。

 

 

しかし、拙著に記載した、本来の意味でボランティアさんを活用されている人はほぼ皆無です。


 

※コンサルを受けられている方々は除く

 

 

ボロ屋を対象にする不動産投資家さんたちは、

 

それぞれグループみたいなものを組んで、

 

お互いに現場に行ってDIYで力を合わせているのです。

 

 

つまり、Aさん・Bさん・Cさんがおられたとして、

 

Aさんが物件を買ったときは、Bさん・Cさんが手伝いに行き、

 

Bさんが物件を買ったときは、Aさん・Cさんが手伝いに行き、

 

Cさんが物件を買ったときは、Aさん・Bさんが手伝いに行くわけです。

 

 

これは、相互扶助の考えでコンセプトは素晴らしいと思いますが、

 

経営の点から言えば、あまり儲かりません。

 

 

もちろん、Aさん・Bさん・Cさんがそれぞれ独力でDIYするよりも、

 

3人が力を合わせ、知恵を出し合い、材料とか職人さんとかを融通すればメリットはある程度大きいです。

 

 

しかしながら、このそれぞれの人は、2人にボランティアに来てもらったけど、2箇所にボランティアに行っているので、

 

結局労力や時間が、独力でDIYしているときとあまり変わらないぐらい消費されていることとなります。

 

 

難しい言葉にすると、双務関係にあります。

 

 

3人それぞれが、手伝ってもらう権利と、手伝う義務を有しています。

 

 

半面、私が拙著でご紹介したボランティア戦略は、完全に片務関係です。

 

 

私は自分の物件のリフォームについて、

 

「古民家に漆喰を塗ってみます! 職人さんが塗り方を教えてくれます 参加費無料」

 

「ボロ屋を一人で直しています 材料など使いたい放題なので、やってみたい方はぜひお越しください」

 

「みんなで日本屋敷をリフォームしてみよう 経験無しの方も大歓迎 女性も日曜大工は意外と楽しいですよ」

 

などとネットや公共施設の掲示板に貼り出し、

 

不動産投資家ではない、ごく一般の方々に来ていただきました。

 

 

彼らは学生とか主婦とか芸術家とか、不動産投資には興味のないサラリーマンだったりしたので、

 

「先日2日間ボランティアしたから、うちの活動にもボランティアで手伝いに来てくださいよ」

 

と言ってくることはありません。

 

 

つまり、一方的に私の現場を手伝って終わり、ということでした。

 

 

ボランティアと言えば、障害者とか難民支援とか、弱い立場のサポートだと考えてしまう人が多いのですが、

 

別にこちらが弱い必要はありません。

 

 

単に「手伝って~」「活動は面白いですよ~」「というか無料で楽しめる遊びですよ~」という具合にPRし、

 

何の見返りもなく来てもらって良いのです。

 

 

以前、この話で変に反応された方がいて、

 

「そんなのは労働力の搾取だ!正当な報酬を与えず、無償で人を働かせるなんて外道だ!」

 

と批判されました。

 

 

その方は、ボランティアに行ったことがないはずです。

 

 

ちなみに、私は少ないながらもボランティア経験はあります。

 

 

ボランティアは、自発的に行くという意味です。

 

 

強制されて行くわけではありません。

 

 

そして、金銭的な見返りは求めません。

 

 

相手が喜んでくれたらいいか、とか、自分が楽しめればいいか、

 

というモチベーションです。

 

 

私は、「困っている私を助けて、私を喜ばせてください」というスタンスではなく、

 

「来てもらえば楽しいですよ 参加費は要りません」というニュアンスで伝えていました。

 

 

強制的に無償労働させようとしたのではなく、

 

せっかくなので楽しんでもらい、結果としてこちらが助かればラッキー、と考えていました。


 

実際、現場に寝袋を持ち込んで、職人さんと一緒に毎日のように手伝ってくれた人はかなりいました。

 

 

はるばる北海道や埼玉、一番遠い人は飛行機で何度かカリフォルニアから来られた方もいました。

 

 

ボランティア戦術とは、こちらが労力を提供せず、

 

※ボランティアさんの募集とか材料の準備などの手配は必要です

 

一方的に助けてもらい、人件費を浮かせる手法です。

 

 

ノルマを課すことはできないので、ボランティアさんはどこまでやってくるか未知数でしたが、

 

たいていの場合、予想以上にがんばってくれました。

 

 

こちらの人件費が浮く以上に、ボランティアさんにはやりがいとか楽しさを提供する必要があるのは、言うまでもありません。

 

 

なお、単純に、「困っているから助けて」というスタイルでも大丈夫です。

 

 

ボランティアとはそういうものです。

 

 

双務関係でフラフラになっている人には、ぜひ参考にしていただきたいと思います。


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「空き家工事のボランティアの意味をはき違える投資家が多数!!」への3件のフィードバック

  1. 双務関係(>_<)初めて聞いた言葉です。

    なるほど(o^^o)確かに今迄の感覚だとその双務関係で労働力を費やそうとしていたかもしれないです。

    廃墟不動産投資は奥が深いですねm(_ _)m

    1. いつもありがとうございます。

      多くの方は、「一生懸命働いてがんばって、月収30万ぐらい」という価値観にがんじがらめになっています。

      「あまり働かず月収30万ぐらい」「ほぼ働かず月収100万ぐらい」「一生懸命働いてがんばって、月収500万ぐらい」という価値観が脳内に存在しないので、

      お得になる話とか発想から、自然と目を背けてしまうものなのです。

      1. お得な話から目を背ける…なんか分かるかもしれないです(>_<)

        そういった所を1から叩き直さないといけませんね(^_^)/

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