発展途上国型のビジネスの勧め 前編
少しばかり円安は落ち着きましたが、
日本という国の力がどんどん落ちていくのは、
さすがに多くの皆さんが徐々に気付かれていることだと思います。
私のように 頻繁に海外に出かけている者から見ると、
日本は、従業員がものすごく奴隷のように働いていて、
ちなみになぜか、世界では全く意味不明な、
謎の白い布で鼻と口を覆い隠していて、
物価も既に非常に安い国となっています。
しかしながら、不思議と不動産の価格は上がっているとよく聞きます。
人口減少率が都道府県ワーストワンの秋田でも、
タワマンの価格が高騰し、数年前に買った人は割と大きめの売却益を得ているようです。
株価も好調で、平成初期のスーパーバブルの最高値を更新しそうな勢いです。
日本国内の、高級レストランやホテルもにぎわっています。
一般大衆は常に生活が苦しいとか政府が悪いとか、
愚痴ばかり言い続けるものですが、
経営者の中では、
「日本の衰退は実は外れているのではないか？」
と感じる方もおられることでしょう。
私は、今の状況は、日本が激しく衰退していく前の、
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最後の好景気だと捉えています。
国民の大半が白い布で鼻と口を覆い隠して、
思考と感情が壊死していることが衰退の主因であるというのは、
私の個人的な見解に過ぎないのですが、
多くの有識者が指摘するように、
人口がどんどん減っていき、
地方には 高齢者と認知症や要介護者の人があふれ、
役所も企業もいまだにFAX や紙を多用し、
人民のほとんどが日々を無駄な書類の作成と確認に費やし続けているような非効率な社会文化のままだと、
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合理主義の欧米や、若くて勢いのある東南アジアやアフリカの人達にかなうわけがありません。
将来的にはかなり暗い日本なのですが、
今の団塊の世代を中心とする高齢者はとにかくまだまだ金持ちです。後編へ続く（written by 廃墟不動産投資家）
