旗竿地(ハタザオチ)はなぜ得なのか? 後編
前編からの続き …であると判断できます。
実は、すでにそれだけで十分なのです。
そして、不動産にまつわるメリットとデメリットには、
その活用において、重要な本質を読み取る必要があります。
全てのデメリットは、経済的なメリットに変換できます。
つまり、ボロければ安く借りられるということです。
逆に、一般的なメリットは経済的なデメリットに働きます。
きれいにリフォームされていたり、立地が人気だったりすれば、家賃が高くなるということです。
つまり、不動産のメリットを経済的なメリットとして扱うと、世間の一般人のように損することになります。
逆に、デメリットは徹底して、それを世間の一般人とは逆方向に活用すべきです。
例えば、自殺があった物件は一般的にはデメリットかもしれませんが、
それによって家賃が15万円だった物件が5万円で借りられます。
逆に、駅近で築浅でおしゃれな物件だと、
ものすごく買うのが高かったり、競争が激しくて仕入れられなかったりするわけです。
基本的な思考の戦略としては メリットはデメリットに、デメリットはメリットに変化していくので、
デメリットばかりの、誰も欲しがらないような物件を手がけ、
それを知恵と工夫により、かき消していくことが重要です。
そうした戦略により、安く仕入れて高く売るなど、儲けにつなげるわけです。
世間の一般人や、不動産業界の言うことを無思考にて聞き入れていると、
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全くもって儲からないことは、大衆の実態を見ればよく理解できる通りです。
話を、表題の旗竿地に戻します。
この言葉に関しては、
「旗竿地だから不動産屋に相手にされないんだよね」
などと使われるので、不動産の世界では良い意味ではありません。
「その旗竿地とやらを説明しろ」と思われるかもしれませんが、
そんなものは検索したら分かることであり、私が記述することではありません 。
私は釣りはしませんが、釣りで例えるならば、
「ここだよ、ここだよ、魚が釣れるのはこの場所だよ」と一つ一つ教えるよりも、
どういうところに釣り竿を下ろせばいいのか、
個別的ではなく、その本質的な部分を伝えることが大事だと思っています。
旗竿地で釣竿を連想したので、釣りに例えてみた次第です。
こうした、知識を入れないままの知恵の活用をマスターすれば、
以前は30万の入会金が必要だった私・ 廃墟不動産投資家のスクールが、
月額2万ちょっとのサブスクで受講出来ることになりました
例えば医者に本物の医学を教え、弁護士に法律の解釈を指導するというように、
何十年という膨大な勉強の期間を一気に出し抜くことが可能となります。
堀江貴文さんは刑務所に収監されているとき、何かを組み立てるという単純作業で、
何十年もそこで働いている超ベテランの人よりも、知恵の活用により、
一気に一番、数をこなせるようになったそうです。
知識よりも知恵の活用により、何十年もの勉強期間や経験を凌駕するのは、
収監中の堀江貴文さんの単純作業と同じ理屈によるものです。(written by 廃墟不動産投資家)