無借金で手取り年収1000万以上の廃墟不動産投資の成功者たちに名声欲がない理由
この記事は2分半で読めます
・廃墟不動産投資の成功者達
私はある程度人数を絞りつつ、希望される方に廃墟不動産投資を教えています。
先日、世間の自粛明けを機に廃墟不動産投資の成功者達と集まりました。
そこで、スタッフさんが教えてくれたのですが、
廃墟不動産投資の成功者たちはあまり名乗らないという傾向は判明しました。
廃墟不動産投資の成功者は名声欲がない!?
不動産投資を手掛ける人は、よほど稼いでいることを税金対策で隠している人以外、
通常、ある程度成功したら、「○×大家さん」「△▲投資家」などと名乗って、講演を開いたり、
セミナーなどで成功談を語ります。
それは、人が本来持つ名誉欲であり、自然な流れです。
しかし、廃墟不動産投資で稼げるようになった人は、ほとんどそうした欲を持ちません。
もちろん、私の廃墟不動産投資を取り入れて、ネーミングを少し変えてセミナーなどで話している方も数人おられますが、
それは元から不動産投資を手掛けていた人です。
たまに、「廃墟不動産投資の成功者なんてほとんどいないじゃないか!」と言われることがありますが、
廃墟不動産投資で稼げるようになった人は本当に自己顕示欲が少ないので、
ほとんど「○×大家さん」「△▲投資家」みたいに自分を売り出すことがありません。
廃墟不動産投資は、不動産の専門知識も資格も、融資も借金も元手も、特別な能力も何もかも不要です。
ただし、勘違いされないように付け加えると、1日1回ワンクリックとか、
お金が増えるのを寝ながら眺めるだけ、などの怪しい情報ではなく、
初期は実際にある程度の労力が必要です。
例えるなら、ダイエット・筋トレ・英会話・お料理・運転免許などと似ています。
どんな人でも習得できるけども、一定期間の根気や労力が必要です。
話を戻しますと、先日集まった廃墟不動産投資の成功者たちは、
全然、廃墟不動産投資については語らず、自分の趣味とか他の話題ばかりで盛り上がっていました。
最近はラップにハマっているとか、水泳を始めたとか、ここでは言えない話とか、ボランティア活動を熱く語る人もいました。
年収は皆、すでに何も働かない状態で1000万を超えています。
完全無借金で手取り年収1000万以上は、不動産投資の世界ではあり得ないことです。
当然、元からの貯金もほとんど使っていません。
・一般の不動産投資の成功者達
普通、不動産投資を成功させた人達が集まると、不動産の話ばかりとなります。
自分は融資が何億で、何十棟何千室とか、どの銀行が借りやすいとか、
どの物件・エリアが~とか、どんな保険が~、どんな業者が~などと、
延々と不動産の話題が続きます。
ところが、廃墟不動産投資を成功させた人達は、不動産に全然興味が無いのです。
それは私も同じです。
不動産の話をするなら、コンサルの仕事としてお金をいただいています。
一般の不動産投資と、廃墟不動産投資は「ビルとビルの間の綱」と「運動場の白線」
廃墟不動産投資を成功させた人達がなぜ不動産の話題を出さないのかについて、
スタッフさんが指摘してくれたのは、
「貯金を使い果たしたり、多くの融資を受けたりするなど、そうしたリスクを全く負っていないから」
という理由でした。
経済的な犠牲を伴っていないので、
必死に「名声」という形で
取り戻そうとしないのだ
ということです。
つまり、多額のリスクを背負って成功した場合、それに対する経済的な報酬だけだと精神的には物足りないので、
世間に自慢したり、自己PRすることにより自分を満たそうとするのが自然な流れであるところ、
廃墟不動産投資の場合、そもそも何のリスクも取っていなかったので、
単に時間と経済的な余裕を得て終わりであり、その後は自分の好きなように時間を使うようになる、ということです。
イメージとしては、一般の不動産投資で成功した人は、ビルとビルの間の綱を歩いて渡った感覚であり、
廃墟不動産投資で成功した人は、運動場の白線の上を歩いた感覚です。
ビルとビルの間の綱と運動場の白線は、その太さは同じであっても、リスクを負っているかどうかで天と地の差があり、
高卒でプータローで貯金ほぼゼロの人でも廃墟不動産投資が楽勝な理由
ビルとビルの間の綱を渡った人は当然ながら、「俺、渡ったぜーー!!」と誇りたくなりますし、
運動場の白線を歩いた人はそのことについて誰かに語りたい気持ちが起きません。
廃墟不動産投資の成功者たちが自己PRしない理由は、そういうところにありそうです。
夕刊フジの連載でおなじみのジャーナリスト・榊淳司さんが、
私がパーソナリティを務めるFM番組への出演の感想を語っておられました(8月15日オンエア分)(written by 廃墟不動産投資家)