【ボロ屋リフォーム】投資用物件の工事費用を半額以下に?最も安い「薄く広い人夫」とは?
前編で、「分離発注+材料支給」を簡単に説明しました。
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工務店の見積もりは普通に半分にできるわけですが、そうするにはやはり手間がかかります。
しかし、「多能工、何でも屋、薄く広い人夫」などを使うと、手間をかけずに、コストを半分にできます。
「コストを半分」とかなり控えめに言っていますが、
- 工務店の見積もりには、営業マンやOLたちの人件費
- 営業マンの営業車、広告費
- 一等地にある本社の土地・建物代
- 莫大な利益
などが全て含まれているので、「コストを3分の1~5分の1」ぐらいが適切です。
しかし、中には安い工務店も存在するので、「コストを半分」ぐらいの表現にとどめておきます。
リフォームコストを半分にする多能工とは?
「多能工」とは、ほとんど何でもできる職人さんのことです。
元から多能工であるわけではなく、本業は大工さんだったり、クロス屋さんだったりします。
こういう人は、例えば本業が電気屋さんである多能工の場合、
電気95点 大工60点 水道65点 クロス55点 塗装55点 屋根60点
みたいな感じで、本業以外は少し下手だけど、高級でない賃貸なら任せられます。
リフォームコストを半分にする「何でも屋さん」とは?
「何でも屋」とは、ゴミ屋さん、便利屋さんのことです。
彼らは、元の仕事が職人さんであることも多く、そうじゃなくても、基本的に器用なので、だいたい何でもこなします。
ほとんどの作業が60点前後です。
多能工よりさらにコストカットできます。
リフォームコストを半分以下にする「薄く広い人夫」とは?
「薄く広い人夫」とは、日雇い人夫やプータロー・フリーターのうち、やはり何でも器用にできる人のことです。
ほとんどの作業が50点前後です。
彼らは報酬を「日当」で考えるため、何でも屋さんよりさらに安く作業してもらえます。
「謝礼は40万だから、10日でやれば日当4万ですよ」と言うと、彼らにとってはかなりのモチベーションUPになります。
「多能工、何でも屋、薄く広い人夫」なら、「分離発注」せずに済みます。
仕事を頼むコツ
そして、彼らに仕事を頼むコツは「材料込」の一括予算の提示です。
「いくらかかるのか見積もってもらう」のではなく、「40万以内でやってください」という頼み方です。
私はこれを「逆見積もり」と呼んでいます。
出会うには、数を当たっていくことです。
「私、多能工です」なんてホームページを出している人はいません。
何でも屋さんならネットで見つけやすいですが、見つけやすい人ほど高いので、
電柱に貼ってある落書きのようなチラシの何でも屋さんの方が、良いと思います。
ボロ屋投資の激安リフォーム法
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あれこれの手間が面倒臭い場合、一般工務店に任せれば良いです。手間をかけてもコストを減らしたい場合、「分離発注+材料支給」が良いです。
激安リフォームを宇宙一のレベルにまで引き上げるには、もっと根源的な発想の転換が必要です。
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Comment
役に立ちました。
ありがとうございます。(^^)